発達障害グレーゾーンの子のサポート法

子育て

最近、発達障害グレーゾーンの子が増えています。私もその一人で、小学生のころ授業中に座っていられませんでした。

「うちの子、発達障害かも」と思ったことがある方も多いと思います。そこで本日は、発達障害グレーゾーンのチェック方法と親ができるサポート方法を解説します。

ここが理解できていれば、無駄に子どもとぶつかることがなくなるでしょう。お父さんお母さんも、子育ての負担を減らすことができるはずです。

発達障害簡単チェック法

チェックする

最初に、簡単にチェックを行います。次の10個の質問のうち、お子さんはいくつ当てはまりますか?
  1. 授業を最後まで集中して受けられない
  2. 毎週1回以上忘れ物をする
  3. 他の子よりもカッとなりやすい
  4. 効率のいい勉強法をしても成績が上がらない
  5. 他の子よりもこだわりが強い
  6. 友達を作るのが苦手
  7. 計画が崩れるとイライラしてしまう
  8. 学校のルールを守れないことがある
  9. 友達との約束を忘れることがある
  10. 他の子と考え方が違うことが多い
ここで3つ以上に該当するなら、発達障害グレーゾーンの可能性があります(もちろん、愛情不足など他の要因もあるのであくまでも可能性です)。

もし当てはまったとしても、悲観的になる必要はありません。私自身も3つ以上当てはまりますが、今こうして問題なく生活できているからです。

ただし、発達障害の特徴を理解し、特徴に合わせて対応するということが大切です。これができると、発達障害も一つの才能に変わります。

まずは特徴を理解しよう

カッとなる

お子さんが発達障害グレーゾーンに該当する場合、まずは特徴を押さえておきましょう。子どもの行動や気持ちを、理解できるようになるからです。

ADHDタイプは、カッとなりやすい、注意力が散漫で忘れ物をしやすいという特徴があります。

アスペルガータイプは、人間関係の構築が苦手、想像力が乏しいという特徴があります。

友達とのトラブルが起こりやすく、予定が変わるとパニックになることも少なくありません。

学習障害タイプは、読み書きだけ、計算だけ、英単語だけなど、どこかの分野が極端に苦手なことが多いです。

それぞれの特徴をおさえて、特徴に合った対応をすることが大切です。

特徴に合わせて対応しよう

親子

ADHDタイプでよくあるミスが、子どもがカッとなっているときに、親も一緒になって叱ってしまうことです。

これでは、事が大きくなるだけです。少し待って落ち着いたタイミングで、「あれはよくなかったよね」と冷静に伝えましょう。

注意力が散漫なのは、仕方のないことです。忘れ物を防ぐよう、親が事前に準備をしてあげるといいでしょう。

アスペルガータイプは、あらかじめ学校の先生と連携をとっておきましょう。先生が間に入ることで、友達関係がうまくいくことが多いからです。

予定の変更はできる限り減らし、万が一変わりそうであれば、事前に伝えておくようにしましょう。

学習障害タイプは、文章を読むのが苦手なら親が読む、文字が苦手ならイラストや写真を使うなど、苦手なところを親が補ってあげましょう。

最も大切なのは良好な親子関係

親子

発達障害グレーゾーンであっても、特徴を理解し、その特徴に合わせて対応することで、問題なく生活することができます。

このとき大切なのは、良好な親子関係です。ここができていれば、症状も軽くなります。日ごろから愛情バロメータを上げることが大切です。

明日ですが、「共働きで子どもに勉強を教えられないときは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!発達障害グレーゾーンの子のサポート法

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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