先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2の子がいるのですが、何度言っても学校の問題集をやりません。提出になっているにもかかわらずなぜやらないのか、理解できません。
やらないと学校の成績にひびくことややるべきことをやらない人間は、社会に出てもまともに仕事ができないことを教えていますが、
なかなか直りません。聞いても大丈夫だと言って、嘘をつきごまかします。どうしたらいいでしょうか?
子どもが学校の宿題すらやらないと、成績が心配になりますよね。注意をしてるのにやってくれないと、イライラすることもあるでしょう。
そこで本日は、子どもが宿題をやらない原因と具体的な改善手順をお伝えします。この通り実践すれば、きちんとできるようになるはずです。
すると、授業の理解度や成績も上がります。勉強嫌いの子でも、志望校に合格することができるはずです。
子どもが宿題をやらない3つの原因
思春期の子どもが宿題をやらない原因は、3つあります。1つ目は、大事だと思っていないからです。
「やる必要がない」と思っていると、宿題をやりません。目の前のゲームやスマホなどの遊びに目がいってしまいます。
2つ目は、やり方がわからないからです。勉強が苦手な子の場合、宿題を1人ですることができない子もいます。
宿題をやっていないのではなく、できない可能性を考えてみましょう。3つ目は、エネルギーがないからです。
やらなきゃいけないとわかっていても身体が動かない、というケースもあります。
愛情バロメータを上げてエネルギーUP
まずは子どもと他愛もない話ができるレベルまで、愛情バロメータを上げましょう。
親からの愛情は、行動をするためのエネルギーになるからです。エネルギーが出れば、宿題をやれるようになるでしょう。
愛情バロメータが低い状態だと、いずれ学校に行けなくなったり、部屋から出られなくなったりする可能性も出てきます。
エネルギー不足が原因の場合は、親が的確に愛情を伝えることで解決していきましょう。
大切さを伝え一緒にやることを提案
宿題をすることが大事だと思っていないことが原因の場合、中学校卒業後はどうしたいのかを聞いてみましょう。
高校へ行きたいなら、最低限オール2は必要です。そのためには、宿題が必須であることをしっかり伝えておくことが大切です。
やり方がわからないことが原因の場合、親が手伝ってあげるといいでしょう。一緒に宿題をやって、つまずいているところをサポートしましょう。
それでも改善しない場合、先生に怒られたり成績が下がるタイミングまで待つことも大切です。
「お母さんが言ってたのはこのことだったんだ」と、失敗から学ぶことができるはずです。
本日のまとめ
思春期の子どもが宿題をやらない原因は、大事だと思っていないから、やり方がわからないから、エネルギーがないからです。
まずは子どもと他愛もない話ができるレベルまで、愛情バロメータを上げましょう。宿題の大切さを伝えたり、親が手伝うことも必要です。
明後日ですが、「今の時代、部活は入るべきか?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!宿題をやらない子どもに親ができること
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