先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
私立中学2年の息子です。授業中ボーッとしている、と連絡がありました。本人に聞くと、授業なんて今迄聞いた事無い、授業の聞き方が分からないと泣いてます。
家庭では勉強してますが、成績が悪いのは授業に参加していないからでした。どうしたら良いですか?
子どもが授業を聞いていないと、親としては心配になりますよね。そのまま放っておくと、勉強がわからなくなる可能性があるからです。
そこで、授業を聞かない子に親ができるサポート法をお伝えします。授業が聞けるようになれば、成績が上がります。志望校の合格率もUPするでしょう。
授業を聞かない2つの理由
そもそも、なぜ子どもは授業を聞かなくなるのでしょうか?原因は、2つあります。
1つ目は、小学校からの習慣です。私立中学に通う子は、他の子よりもレベルが高い子が多いです。
すると小学校時代は授業を聞かなくても、テストで点数をとることができます。授業の必要性を感じなくなるのです。それが習慣化し、今に至っています。
2つ目は、授業についていけないからです。わからない授業は、つまらないですよね。そのため集中力が下がり、ますますついていけなくなります。
今回の相談者さんは、最初は「小学校からの習慣」、現在は「授業についていけない」のが理由だと思います。
授業を聞けるようにするには?
では、授業についていけるようにするにはどうすればいいのでしょうか。一番大事なことは「予習」をさせることです。
まずは15分、数学と英語だけさせましょう。この2教科は、他教科よりも理解するのが難しいからです。
次に、わからない問題をサポートすることも大切です。そのままにしておくと、さらに授業がわからなくなるからです。
最後に、体調管理です。眠いと集中力が途切れてしまうので、きちんと睡眠がとれているかを確認しましょう。
応用編!聞かなくていい子もいる
実は、学校の授業を聞く必要のない子もいます。スタディサプリやYouTubeを使えば、わかりやすい授業を見ることができるからです。
これらの動画だけで高得点を取ることができれば、授業を真面目に受ける必要性はなくなってくるでしょう。
しかし、授業を聞くメリットは、勉強だけではありません。人前で発言する力が培われたり、第三者の意見を聞くことができたりする点もあります。
子どもの人間力を育むためにも、授業には参加させるといいでしょう。
本日のまとめ
お子さんが授業中ボーッとしている場合、原因を探りましょう。授業についていけないことが理由であれば、予習をすること、わからない問題をなくすことで、授業がわかるようになります。
心身の疲れから集中できないのであれば、親子で会話をしたり、マッサージをしてあげたりして、疲れを取り除いてあげましょう。
授業がわかるようになれば、勉強が楽しくなり、成績も上がっていくはずです!
明日ですが、「やってはいけないお金の教育TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもが授業を聞かないときは?
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