子どもが看護師になりたいと言ったら?

中学生

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

娘は父親の死をきっかけに、将来の夢を看護師にしました。母としては応援したいですが、大変な所も理解し覚悟した上での夢の変更なのか、かなり不安です。

看護師の仕事内容の本でも読むよう渡すとかの方が良いのでしょうか?兄から大学進学の話を聞き、国立大看護系に行きたいそうです。

何かのきっかけや体験から夢を見つけることって多いです。

しかしそれが「大変」「キツイ」と言われる職業だった場合、応援するのをためらってしまうこともあるでしょう。

こういった場合、応援すべきかどうかの明確な基準があります。これを知っていると、全力で子どもの夢を応援できるはずです。

結論、看護師の夢を全力で応援しよう

応援する

今回の相談者さんの場合、心配する必要は全くありません。全力で、看護師の夢を応援しましょう。

なぜなら、お子さんは父親の死をきっかけに、人を救いたいという夢を持っています。これほど素晴らしい動機づけはないでしょう。

もちろん、看護師は大変な仕事だとは思います。しかし、強い動機があれば、必ず乗り越えられます。

一方、あいまいな動機の夢は挫折する可能性が高いでしょう。大事なのは仕事の辛さではなく、動機の明確さです。

本、体験、人の話を聞くのがおすすめ

看護師

仕事のことをもっと理解したい場合、できれば本よりも実際に働いている人の話を聞くのがおすすめです。

本から得る情報よりも、人から直接聞く方が心に響くからです。また、気になることをその場で直接聞くこともできるでしょう。

さらに、インターンシップや職業体験などもおすすめです。看護師の場合、「ふれあい看護体験」というイベントを全国で行っているようです。

感染症の状況で実施できるかわかりませんが、一度調べてみてください。体験が難しい時は、本を読む形でOKです。

大変の定義は人によって異なる

やる気

最後に一つ、大事なことをお伝えします。そもそも、その仕事が大変かどうかは、人によって異なります。

たとえば私の場合「道山先生、毎日動画を投稿するのは大変ですね」と言われますが、全く大変ではありません。

私はこの仕事をやりたくてやっているので、趣味の延長のような感じだからです。一方、私が看護師をやったら、すぐに挫折するでしょう。

つまり、親にとって「大変」だと思っても、子どもは「楽しい」と思えることもたくさんあります。お子さんの感覚で決めることが大切です。

本日のまとめ

夢

大変といわれる進路や職業でも、きっかけや動機がしっかりあれば、乗り越えていける確率は高くなります。

一方、なんとなくで決めていると、途中で投げ出してしまう確率は高くなるでしょう。お子さんの夢を応援する時の参考にしてみてください。

明日ですが、「子育てvs仕事、どっちを優先すべき?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!子どもが看護師になりたいと言ったら?

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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