子どもの遅刻が続いていたら、将来が不安になると思います。本日ご紹介する金井さんも、行き渋りや遅刻が日常茶飯事という状況でした。
しかし親の関わり方を変えただけで、状況が3ヶ月で改善し、今では毎日朝から登校できているそうです。
そこで本日は、金井さんの成果報告をもとに、遅刻癖の直し方を解説します。ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
金井さんのもともとの状態
金井さんは、昨年の12月に行った不登校解決勉強会に参加されました。
中学2年生だった当時は、週1ペースで欠席しており、登校する日は毎日遅刻をしていたそうです。
さらに子どもは常にイライラしていて、親に対しての暴言があり、学校からもよく呼び出しがありました。
しかし3か月後には、毎日朝から登校できるようになり、不登校と遅刻癖が改善できました。
さらに今では、お風呂掃除などの頼み事も聞いてくれるようになったそうです。
では、金井さんはどんなことをして、ここまで状況が改善できたのでしょうか?
遅刻癖を直した子育てTOP3
1つ目は、しなさい言葉に使わないように意識したことです。「〇〇しなさい」ではなく「お母さんならこうするかな」という言い方に変えました。
すると、今まで悪くなっていた親子関係が良くなっていったそうです。
2つ目は、子どもの好きなアイドルのグッズを買って一緒に家に飾ったことです。実は、物を買うだけでは子どもは愛情として捉えてくれません。
「一緒に飾る」という手間と時間をかける行動が、愛情バロメータUPにつながりました。
3つ目は、頼まれたら学校や塾に送迎したことです。親子関係が良くなると、子どもは親へお願いするようになります。
こういったお願いを聞いてあげることで、学校や塾へ行くハードルが下がるのです。
遅刻癖を直すためにすべきこと
金井さんの行った子育て法から、遅刻癖を直すために必要なことがわかります。
はじめに、愛情バロメータUPです。子どもが朝きちんと起きたり、学校を頑張ったりするには心のエネルギーが必要だからです。
次に、行けない理由がある場合はそれをなくしましょう。学校で何かトラブルが起きているときは、学校の先生と相談して改善することが大切です。
最後に、ハードルを下げることです。週5日の遅刻をいきなり0にするのは難しいです。
まずは水曜日だけきちんと行くようにする、遅刻しそうなときは親が送ってあげるなど、ハードルを下げましょう。
いずれ「親に迷惑をかけたらダメだ」という気持ちが出てきて、一人で登校できるようになっていきます。
本日のまとめ
行き渋りや遅刻を直すために必要なのは、愛情バロメータUPです。子どもへのしなさい言葉をなくし、手間と時間をかけてあげましょう。
頼まれたら送迎をしてあげるなど、ハードルを下げることも大切です。成功体験を増やしていくことが、改善につながります。
なお、愛情バロメータを上げるコツやさらに具体的な不登校解決手順は、思春期の子育て無料講座で解説しています。よかったらこちらもチェックしていていただければ幸いです。
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明日ですが、「子どもが看護師になりたいと言ったら?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもの遅刻が直った子育てTOP3
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