先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
小6、学習障害があります。起立性調節障害もあり、学校はほぼ車で送り迎え、行ける時は集団登校で行っています。
週3、3時間はパートをしていますが、娘中心の生活となっていて、他の人には甘やかせすぎ、色々と考えすぎなんじゃないの?と言われます。
娘に対しての接し方はこれで良いのかな?と毎日悶々と考えてしまいます。
「子どもの送り迎えは甘やかし」「自分の足で通うべき」と考える方もいるでしょう。
しかし、どう対応すべきかというのは、子どもの状況によって変わってきます。
子どもの要求を聞くのが正しいのか、今のままで大丈夫かと子育てに不安を感じている方は、今日の記事を参考に判断していただければ幸いです。
結論!子どもが求めているならOK
「子どもが求めているのであれば、甘えに応じてあげる」というのが基本的な子育てです。※もちろん、状況的に答えられないときは断ってOK。
「遅刻しそうだから学校に送って」「お腹すいたから唐揚げたくさん作って」など、子どもであれば当たり前にしてくる要求には、できる限り応えてあげましょう。
要求に応じることで、子どもは親の愛情を感じることができるからです。今回の相談者さんの場合、お子さんは起立性調節障害で頑張って学校に通っています。
おそらく体が動かないため、送ってほしいと言っているのでしょう。これは、応えてあげていい要求です。
周りの人が「ダメ」という理由
周りの人が「送り迎えは甘すぎる」「子ども中心の生活にする必要はない」と思うのにも、理由があります。
おそらく子どもに自分の足で通わせていて、子ども中心の生活でなくても問題がないからでしょう。
ただ、子どもは一人ひとり違います。他の人のアドバイスは、参考にする程度にしましょう。
お子さんの年齢や状況にあった子育てをすることが大切です。
やってはいけない甘やかし子育て
ただし、何でも子どもの要求を聞けばいいわけではありません。ダメなことには、ダメということも大切です。
たとえばタバコ、校則違反、暴言、暴力などの法律やルールに違反すること、人を傷つけるようなことです。
これさえ許してしまうと、善悪のつけられない子になってしまいます。ここは厳しく注意しましょう。
また、親を困らせようとして言っている理不尽な要求も応える必要はありません。
本日のまとめ
「子どもが求めているのであれば、甘えに応じてあげる」というのが基本的な子育てです。
周りから何か言われたとしても、子どもがそれを望んでいるなら応えてあげましょう。
ただし、法律に違反すること、人を傷つけること、人に迷惑をかけることは、ダメと伝えることが大切です。
明日ですが、「子どもにかける教育費はいくらがベスト?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもを甘やかすのはダメなこと?
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