過干渉で育った子どもの特徴

過干渉

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

高2男子の母です。私自身仕事をしており、心配で口うるさく言っていました。

今頃になり「怖くて何も言えなかった。友達とも遊びに行けなかった」と言うようになりました。勉強はやっているふりをしていたと言います。

確かに勉強しているわりには、成績はよくないと感じていました(赤点など)どうしたらよいでしょうか?

過干渉は良くないとわかっていても、なかなかやめられないという方は多いと思います。

そこで本日は、過干渉で育てるとどのような特徴が出てくるのか、具体的にどのようにやめていけばいいのかをお伝えします。

過干渉の悪影響が理解できれば、この先の子育てを変えられるでしょう。子どもの将来も、きっと明るくなると思います。

過干渉で育てると子どもに起こる変化

うずくまる

過干渉で育てると、子どもは主に2つのタイプに分かれます。1つは、自分の意見を言わなくなる「我慢型」です。

心の中で親への反抗心はあっても、言ったら余計に言い返されると感じて、自分の意見を押し殺してしまいます。

一見すると、言うことを聞いてくれているように感じるかもしれません。しかし、どこかで必ず爆発するでしょう。

もう1つは、激しく反発する「反抗型」です。自分を守るために、暴言を吐いたり暴力を振るったりすることもあります。

我慢型が悪化すると起こる悲劇

起きられない

「我慢型」の場合、つらくても弱音を吐けません。そのため、いつか限界に達します。

今回の相談者さんのお子さんは、我慢が限界になった段階といえるでしょう。さらに、子どもは未来に希望を持てなくなります。

そのため、親の言いなりでしか動けなくなったり、無気力になって朝起きられなくなったりすることにつながります。

親がすべき2つのこと

言いすぎない

では、今まで子どもを過干渉で育ててしまった場合、どうすればいいのでしょうか?

まずは、言いすぎるのをやめることが大切です。必要最低限のこと(迷傷法)以外は、指示しないようにしましょう。

また、子どもの意思を尊重することも大切です。たとえば子どもが「高校に行かずに働きたい」と言ったとします。

中卒で働くことも立派なことなので、親として応援してあげるのが理想です。仮に子どもがその進路に進んだことを後悔しても、そこで学び成長につながります。

本日のまとめ

笑顔

子どものためを思って過干渉の子育てをすると、かえって子どもの未来は暗くなってしまいます。

迷傷法以外は、口出しするのをやめましょう。子どものやりたいことや進路は、本人に決めさせることが大切です。

明日ですが、「大学受験はどの入試で受けるのがベスト?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!過干渉で育った子どもの特徴

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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