お子さんって、兄弟姉妹はいますか?同じように育てていても、成績や性格などが異なり、弟や妹に手を焼くこともあるでしょう。
そこで今回は「長男は次男よりも賢いのか?」というお話をしましょう。実際に、科学的な研究結果や理由があります。
お伝えする対策を意識することで、兄弟姉妹の子育てがグッと楽になります。学力向上や非行防止にもつながり、子育てのストレスもかなり減るはずです。
長男の方が賢い?研究結果を紹介
コロンビア大学のサンドラ・ブラック教授らは、1986年~2000年の間に16歳以上の子どもがいる65万世帯・143万人を分析しました。
その結果、生まれ順が後の子どもほど学歴が低くなる傾向があることがわかったのです。
さらに、次男以降の子どもは犯罪で逮捕される確率や刑務所に服役する確率も高いことが研究で明らかになっています。
このデータが出るたびに、アメリカのメディアでは「第2子の呪い」と話題になっているほどです。
なぜ、次男よりも長男の方が賢くなるのか?
では、なぜ長男が一番賢くなるのでしょうか?主な理由は、大きくわけて3つあります。1つ目は「親の教育熱が高いから」です。
長男が生まれたとき、親は「初めての子育て」に全力を注ぎます。本をたくさん読んであげたり、成績を気にかけたりして、教育に熱心に取り組むでしょう。
しかし弟や妹が生まれると、長男ほど手厚くサポートできなくなります。結果として、学力の差につながる可能性があるでしょう。
2つ目は「長男が教える側になり、学習機会が増えるから」です。弟や妹に勉強などを教えることで、自身の学力もUPします。
3つ目は「長男の方が責任感を持ちやすいから」です。一番上のため、兄弟の中でリーダーシップを発揮する機会も増えます。それが、学力向上にもつながるのです。
「第2子の呪い」を防ぐために親ができる3つのこと
では、下の子の能力も同じように高めるには、親はどうすればいいのでしょうか?次の3つのポイントを意識しましょう。1つ目は「下の子だけと過ごす時間を作ること」です。
以前メルマガ読者さんに行ったアンケートでは、親子関係が良いほど子どもの成績が上がり、不登校も少ないことがわかっています。そのため、下の子がやりたいことに親が意識的に付き合い、信頼関係を築きましょう。
2つ目は「上の子と比べないこと」です。「お兄ちゃんはもっとできたのに」といった言葉をかけると、下の子は劣等感をもちます。
下の子は下の子なりの成長を認め、比較しないようにしましょう。
3つ目は「その子の強みを伸ばすこと」です。仮に成績が上の子より悪かったとしても、他の部分で強みがあれば、自信を持つことができます。
スポーツや芸術、社交性など、子ども一人ひとりの得意な分野を見つけて伸ばしてあげることが大切です。何か一つでも自信を持てる分野があれば、問題行動の減少につながります。
本日のまとめ
コロンビア大学の研究によると、生まれ順が後の子どもほど学歴が低く、犯罪リスクも高まることがわかっています。
この傾向を防ぐために、下の子と過ごす時間を作ること、上の子と比べないこと、その子の強みを伸ばすことを意識しましょう。
下の子がやりたいことに親が付き合うことで、信頼関係が深まり、結果的に学力向上や非行防止につながります。
明後日ですが、「高校生の昼夜逆転を治す上で大切なこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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