子育てには、はっきりとした正解はありません。そのため、どう子どもを育てていけばいいのか迷うことも多いでしょう。
こういうときに役に立つのは、先輩の体験談です。ここでは、母親の先輩たちが、子育ての中でどんな後悔をしたのかについて紹介します。
これを知っておくことで、自分の子育てにも生かすことができるでしょう。
考えられる2つの原因
ここでは、よくある後悔の例として、クリエイティブエデュケーションという会社が、40代以上の保護者に行ったアンケートの結果を紹介します。
まず最も多くの方が後悔しているのは「コミュニケーション」、次に「勉強」、次に「過保護にしすぎ」というものでした。
ほかにも、「周囲の環境」や「食事」などがランクインしています。
今回は、特に多い3位までの後悔について、どんなものなのかを見ていきましょう。
コミュニケーションと勉強で後悔しない方法
まず、1位の「コミュニケーション」です。これはおそらく「もっと会話をしておけばよかった」というものでしょう。
子どもの成長にとって、親子のコミュニケーションが非常に重要です。将来後悔しないように、日々たくさん会話をしましょう。
次に、2位の「勉強」です。これは「子どもの成績が悪くなってしまった」からでしょう。
良好な親子関係を築いた上で、子どもの勉強をしっかりサポートすることで、将来後悔することがなくなるはずです。
第3位 過保護にしすぎたの真相とは?
3位は「過保護にしすぎた」です。これは、他2つとは少し事情が違います。過保護の子育ては、悪いことではないからです。
ではなぜ、後悔したと感じる人が多いのはなぜでしょうか?おそらく、子どもが思ったように自立できなかったからだと考えられます。
というのも、子どもの要求を聞くと、子どもが自立しなくなると思っている方が多いからです。しかし、実際は違います。
子どもが求めていることであれば、どれだけ聞いても問題ありません。子どもが自立しなくなってしまう子育ては、過保護ではなく過干渉です。
もし今、過干渉になりかけていたら、早めにやめましょう。将来後悔することがなくなるはずです。
本日のまとめ
子育てには、失敗がつきものです。特に、視野が狭くなると失敗しやすくなります。先輩ママの失敗談は、こうした失敗を減らすのに大いに役立ちます。
もちろん、子どもによって合う方法は違うので、まずはしっかり子どもと向き合うようにしましょう。
明日ですが、「勉強ができる子どもの親の習慣3選」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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