無視や暴言など、子どもの反抗がひどいとイライラしますよね。親として、どのように対応すればいいのか悩むことも多いでしょう。
そこで本日は、反抗期のメカニズムと、スムーズに終わらせる方法をお伝えします。
お伝えすることを実践していただければ、親子関係が改善し、子育ても楽になるはずです。
反抗期には2種類ある
反抗期には、2種類あります。1つ目は「いい反抗期」です。子どもは成長につれて、自分の意見や意思を持つようになります。
するとどこかで親の意見とぶつかるため、反抗しているように見えるのです。
ただこれは、子どもが自立する上で大事な過程であり、いい反抗期といえるでしょう。
2つ目は「悪い反抗期」です。これは、愛情不足や親子関係の悪化から起こります。
親にかまってもらうためにわざと反発したり、暴言を吐いたりするような状態といえるでしょう。
いい反抗期を終わらせる方法
いい反抗期は、急いで終わらせる必要はありません。今、子どもは自立へ向けて成長している段階だからです。
見守る形で、子どもの意見を尊重しましょう。親と意見が異なる場合は、
「そう考えているんだね。一度やってみたら?ただお母さんなら○○するかな」と否定はせず、さらっと自分の意見を伝えるといいでしょう。
いずれ子ども自身が失敗したときに、学ぶことができるからです。
ただし、明らかにおかしなこと(法律に触れることや、人に迷惑をかけることなど)は、否定しないといけません。
悪い反抗期を終わらせる方法
悪い反抗期を終わらせるには、愛情不足を解消し、親子関係を良好にすることが必要です。そのためには、日ごろから、
- 子どもの意見を頭から否定せず受け止める
- 子どもの要求をできる限り聞く
- 表情、言葉を明るくしてイライラを見せない
- ダメな事はダメだときちんと伝える
本日のまとめ
反抗期には、2種類あります。子どもが自立することで意見の食い違いが起こる「いい反抗期」と、愛情不足から起こる「悪い反抗期」です。
後者の場合は、親の愛情を的確に伝えていくことで徐々に落ち着いてきます。
子どもを変えようとするのではなく、まずは親の言動から変えていくように意識しましょう。
明日ですが、「宿題をやったと嘘をつく子の対処法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。