子どもが親に反抗してくると、悲しいしイライラもしますよね。ただ、成長していく上で必要な反抗期もあります。
そこで本日は、いい反抗期とダメな反抗期の違い、そして親の向き合い方をお伝えしましょう。
本日お伝えするサポート法を意識すれば、親子関係は改善し、反抗も落ち着きます。子育ての不安も、軽減されるはずです。
反抗期には2種類ある
反抗期には、いい反抗期とダメな反抗期があります。いい反抗期とは、子どもの意見と親の意見のズレによって起こる衝突のことです。
たとえば、親は運動部に入れたいけれど、子どもは文化部に入りたいとします。
これで言い合いになるのは、問題ありません。子どもは自分の意見を持つようになった証だからです。
一方、ダメな反抗期とは、親子関係が悪いことによって子どもが親に反抗して起こる衝突のことを言います。
たとえば、親がいつも勉強や受験の話ばかりして関係が悪化し、子どもがわざと親を困らせるために「高校には行かない」というケースです。
まずは愛情バロメータUP
悪い反抗期を終わらせるために最初にやってほしいことは、「子どもの要求をできる限り聞く」ということです。
こうすることで愛情バロメータが上がり、親子関係が良くなります。そこで、
- 子どもが話をしたいなら、アドバイスせず聞く
- お腹が減ったなら、好きな物を作る
- 安心して生活したいなら、過干渉をやめる
子どもの意思を尊重する
愛情バロメータが上がれば、子どもはわざと親にぶつかろうとは思いません。ただ、思春期になると、親子の意見がぶつかることはよくあります。
こういうときは、基本的には子どもの意志を尊重しましょう。
たとえば親が「小学校から続けてきた野球を続けるべき」と思っていても、本人が「サッカーをやってみたい」というなら、やらせてあげるのです。
子どもの意思を尊重したからといって、人生がダメになるわけではないからです。たとえその道で失敗しても、そのタイミングで成長できます。
どうしてもやってみたいことがあるなら、一度やらせてみた方が早いでしょう。失敗するまで待つことも大切です。
本日のまとめ
いい反抗期とは親子の意見のズレによって起こるもの、ダメな反抗期は親子関係の悪化から起こるものです。
前者の場合は、子どもの意志を尊重することが大切です。たとえ失敗したとしても、そこから得られるものもあるでしょう。
後者の場合は、できる限り要求を聞き、親子関係の改善からはじめましょう。ただし、迷傷法に当てはまる要求は聞いてはいけません。
明後日ですが、「過保護の子育ては自立を遅くするのか?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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