先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2の次男。母親である私に暴言暴力があります。学校では問題がない状態です。子供の要求をできる限り聞くよう努力してきました。
しかし要求が徐々にエスカレートしていき、それは聞けないと言うと暴力や暴言など暴れるといった感じです。
子供が3人いて育児ノイローゼ状態で、今は要求を聞くことに疲れてしまいました。
いつまで子供たちの奴隷のような生活なのかなと気持ちが沈んで毎日辛いです。
私は普段から「子どもの要求はできる限り聞いた方がいい」とお伝えしています。
しかし、聞いてはダメな要求を聞いていると、今回のように要求がエスカレートしてしまいます。
そこで今回は、育児ノイローゼを治す方法、聞いていい要求とダメな要求の見分け方、暴言暴力への対応などをお伝えします。
今回の内容を実践していただければ、子どもも少しずつ変わり、子育ての負担が減っていくでしょう。
暴力があるときの基本的な対処法
このような状況になってしまったのは、暴言暴力などのダメなことを、どこかのタイミングできちんと叱らなかったからです。
暴れたからと言って要求を聞いてしまうと、こうすれば親は言うことを聞いてくれると思って、暴言暴力が続いてしまいます。
親だけでは手に負えないなら、「これ以上暴れると、私には止められない。あなたを守るために、次暴れたら警察に通報する」と事前に伝えましょう。
それでも暴力を行ったら、警察に通報すれば大丈夫です。ここまでしないと、子どもの問題行動はおさまりません。
育児ノイローゼにならないコツ
親だって人間です。100%、子どもの要求を聞くのは難しいでしょう。
そのため、聞ける要求と聞けない要求をはっきりさせることが大切です。たとえば子どもが、毎週イオンに行きたいと言うのであれば、
「いいよ今週末行こうか。ただ、来週はお母さん買い物があるから行けないからね」と、
受け入れるところと無理なところをしっかり伝えましょう。全否定をしなければ、子どもも理解してくれるはずです。
育児ノイローゼを治す方法
日々の楽しみがないと、育児ノイローゼになりやすいです。そのため、小さな楽しみを作りましょう。
仕事帰りにスイーツを食べる、月1で友だちとランチする、寝る前にアニメを見るなど、どんなことでも大丈夫です。
また、夫、スクールカウンセラー、専門家などの信頼できる人に話を聞いてもらい、ストレス解消しましょう。
さらに、運動するのもおすすめです。うつ病になる確率が大きく下がるという実験結果があります。
本日のまとめ
子どもからの要求は、すべて聞いた方がいいわけではありません。迷傷法に触れることや、親を困らせるだけの要求は聞いてはいけません。
ダメなことはダメ、できないことはできないと伝えましょう。そして、親も日頃から自分の楽しみをつくっておくことが大切です。
明後日ですが、「高校生の不登校解決3ステップ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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