子どもの生活習慣の改善法

だらだら

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

高校生の子供は生活習慣が崩れています。夕食、お風呂、歯磨きなどするよう注意すると、うるせーとの返事。スマホ時間が長く勉強どころではありません。

部活を頑張っているので応援したり、好きなご飯やおやつを用意したりしても、親子関係はよくないです。夜8時9時に帰ってきてお菓子出せというので、お菓子ではなく夕飯を食べるよう伝えると、怒ってそのまま寝てしまう生活です。

高校生になると、中学生よりも生活は乱れやすくなります。ではこの時、親としてどのように対応していけばいいのでしょうか。

ここで対応を間違えると、親子関係がさらに悪化します。生活習慣も悪化するでしょう。

一方、正しい対応をすることで、親子関係も生活習慣も改善することができます。子育ての不安やストレスも減るはずです。

中学生と高校生の子育ての違い

高校生

はじめに、中学生と高校生の子育ての違いを確認しましょう。中学生はまだまだ自分でできないことも多いため、親がある程度生活を管理することが必要です。

たとえば、スマホをやりすぎてしまう子は、親と一緒にルールを決めて、使用時間を守らせなければなりません。

一方、高校生は大人との境目であり、働いている子もいます。そのため、干渉は最小限にすることが大切です。

そうしないと、「なんでこの歳になってもいろいろ言われなきゃいけないんだ」と反発してくるでしょう。

ただし、迷傷法については年齢は関係ありません。ここに当てはまることは、厳しく親として注意していきましょう。

夕食、お風呂、歯磨きは注意すべき?

ニキビ

今回の相談者さんの場合、夕食、お風呂、歯磨きのことを言って、反発されています。この場合、注意する必要はありません。

迷傷法に触れることではないからです。ご飯を食べないのにおやつを出すのには、抵抗があるとは思います。しかし、高校生であれば、自分自身で判断できます。

睡眠や食事のせいで体調が悪化したりニキビが増えたりしたら、自ら生活習慣を見直すようになるでしょう。

おやつ食べたいと言われたらおやつを出しつつ、「リビングにご飯も作っておいたから、食べたかったら食べな」と一言伝えておけばOKです。

親に対する暴言だけは毅然とした対応を

主婦

ただし、親に対する暴言は許してはいけません。今は親が言わなくていいことを言っているため、暴言が出ています。

そのため、まずはいろいろと言うことをやめましょう。たいていは、これだけで暴言がなくなると思います。

ただそれでも「黙れクソババア」などと暴言が出る場合は、「そういう言い方はないでしょ?」と毅然とした対応をしてください。

ここで許してしまうと、子どもは善悪が付けられない子になってしまいます。

本日のまとめ

高校生

高校生の子育ては中学生と異なり、干渉は最低限にしましょう。中学生の頃と同じように干渉をしていると、反発へつながるので注意が必要です。

ただし、迷傷法に当てはまることは、年齢を問わず毅然とした対応をしていきましょう。

明日ですが、「子どもにやらせてはいけない習い事」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!子どもの生活習慣の改善法

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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