先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学一年の子供の親です。毎日勉強はするのですが、短時間で終わってしまい、すぐゲームにはしります。短時間20分でも頭に入るのでしょうか?
私の元には、「集中力が続きません」とか「長時間勉強できません」という悩みがたくさん寄せられます。
そこで本日は、集中力が続かない子どもに対して、私がどのようなアドバイスをしているか解説します。
今回の相談者さんが言う「20分」は非常に短い時間に感じますが、たとえ20分でもやり方次第で成績は上がります。
記事の内容をしっかり理解していただければ、あなたのお子さんが今、長時間勉強できなかったとしても、成績は上がっていくと思います。ぜひ参考にしてみてください。
目次
長時間勉強しようとする考え自体が間違い
仮にあなたのお子さんが、1回の勉強を3時間やっているとします。もし、3時間続けてやっているとしたら、勉強効率は下がっている可能性があります。
人間の集中力は、1回に45分くらいしか続きません。どんなに優秀な人であっても、45分です。
大人になればもっと長時間集中できるとも言われていますが、私自身の経験からだと、45分を過ぎると自然と集中力が落ちてくる感覚があります。
小中高生なら、どんなに頑張っても45分が限界です。闇雲に長時間やろうとしないことが大事なのです。
20分しかできないなら、20分×2セットにする
もしお子さんが20分しか集中できないなら、20分の勉強を1セットと考え、セット数を増やすようにしましょう。まずは20分×2セットから始めてみてください。
勉強量は、合計時間で決まります。20分を2回やれば、40分勉強できます。これは、30分を1回やった子よりも多く勉強しているので、その分成績が上がります。
休憩を取りたい場合は、20分勉強してから20分ゲームをするという風にメリハリをつけて対応します。
1時間勉強したければ、これを3回繰り返せば良いのです。こうのように、セット数を増やす形で、少しずつ勉強量を増やしていきましょう。
1回勉強して終わりという場合、やる気が原因
20分の勉強を1セットしかできないという場合は、集中力が続かないことが原因ではありません。やる気がないのが問題です。
この場合は、定期テスト前に動機付けをしてみましょう。動機付けが成功すると、勉強へのやる気が大きく上がります!
すると子どもは勝手に勉強を頑張るようになるため、自然と勉強量が増えるのです。
なお動機付けに関する詳しい方法は、私が配信している「7日間で成績UP無料講座」で詳しくお伝えしています。
>>7日間で成績UP無料講座
もしまだ読まれていなければ、こちらを参考にしてお子さんの勉強に対するやる気をUPさせてみてください。
本日のまとめ
人間の集中力は、最大でも45分くらいしか続きません。(私の感覚です)そこで、無理に勉強時間を増やさないようにするのが大事です。
たとえ20分しか集中力が持たないのなら、20分の勉強を1セットとして、セット数を増やすようにしてみましょう。
20分の勉強を2回やれば、合計40分勉強できます。勉強量というのは、合計時間で決まるので、回数を増やすことができればその分成績は上がります。
休憩を取る場合は、20分勉強してから20分ゲームをするという風にすると、メリハリがつきます。ゲームをするために勉強を頑張ることができるのでおすすめです。
明日ですが、「小学生から塾は必要か?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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