先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2年息子。勉強のことを口うるさく言ってしまった為、「わかってる」「うるさい」とマイナスなことばかり言います。
友達関係もギクシャクしており、息子がクラスでうるさかったり、キツイ言動があったりして、周りから引かれている状況です。元々は明るくクラスのムードメーカーでしたが、周りが成長して、溝ができてるのかもしれません。
3年生は楽しく学校生活送って勉強も言われる前にやってほしいですが、どう接すればいいですか?
学校での友達関係がうまくいっていない、というご相談です。友達関係は、楽しい学校生活を送る上で重要な要素でしょう。
今回の記事では、子どもの友達関係がうまくいかない原因と、どう改善していくのかを紹介します。
学校でのことではありますが、家庭での子どもとの向き合い方が効果を発揮する場合も多いので、チェックしてみてください。
状況別の原因とは?
相談者のお子さんには、「マイナスなことを言う」「クラスでキツイ言動をする」という2つの問題が起きています。これらの原因は、何でしょうか?
まず、マイナスなことを言うのは、相談者さんがうるさく言っていることが原因です。ストレスが溜まるため、親に当たってしまうからです。
次に、クラスでのキツイ言動は、そういった家庭でのストレスがたまっていることが原因と考えられるでしょう。
もちろん、発達障害や学校生活がそもそもうまくいっていない、という理由も考えられます。
最初にやるべき2つのこと
では、親がすべきことは何でしょうか?大事なことが、2つあります。
1つ目は「勉強のことを口うるさく言わないようにする」ことです。言えばやるなら、言ってもいいでしょう。
ただ、言ってもやらないなら、言わない方がいいです。関係が悪化するだけで、いい影響がありません。
2つ目は「家庭の居心地を良くする」ことです。好きなご飯を作ったり、笑顔で楽しい会話をしたりするなど、家庭がストレスを発散できる場所にしましょう。
学校での悩みを聞こう
家庭でストレスが解消できれば、ある程度収まると思います。
ただ、それでも解決しない場合には、発達障害や友達との関係がうまくいっていないといった理由が考えられます。
この場合、子どもの話や学校での悩みなどを聞きましょう。友達関係がうまくいっていないなら、先生に相談して間に入ってもらえば解決できるケースもあります。
発達障害が疑われる場合は、先生と話しをして、配慮してもらえるかを相談しましょう。学校でのストレスをできる限りなくすことも大切です。
本日のまとめ
子どもの家庭でのイライラは、学校での言動や態度にも影響を及ぼし、友達関係の悪化の原因になることがあります。
まずは子どもとの関係を改善して、気軽に話し合えるようになりましょう。その上で、状況に応じた対応をしていくことが大切です。
明日ですが、「好かれる親と嫌われる親5つの違い」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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