子どもの成績を上げるために、どんなことをされていますか?実は良かれと思ってやっていることが、逆効果かもしれません。
本日は、私がこれまでに2~3万組の親子の勉強のサポートをしてわかった、オール5や学年トップの子の親が行っている3つのサポートを紹介しましょう。
同じことを意識するだけで、子どもの勉強のやる気が上がります。成績が上がり、受験の合格にも近づくはずです。
1.勉強しなさいと言わない
1つ目は、勉強しなさいと言わないことです。無理やり勉強させても、集中力は上がらないからです。これでは、成績上位も難しいでしょう。
成績がいい子の親は、子どもが自然とやる気が出るように動機づけをしています。
たとえば、心の底から行きたい進路決めのサポートをしたり、ちょっとしたごほうびを用意したりなどです。
無理やり勉強をさせるのではなく、子どもが自ら勉強をしたくなるように働きかけて、やる気を引き出していきましょう。
2.脇役サポートに徹する
2つ目は、脇役サポートに徹することです。思春期の子は、親が主導で勉強を進めようとすると、反発したり自立性が育たなくなったりします。
そのため、子ども主導で、親は困ったときだけ助ける形にしましょう。オール5を取っている子の親の多くは、この形でサポートしています。
たとえば、今子どもが効率の悪い勉強法をしていたとしても、親は無理にその勉強をやめさせる必要はありません。
子どもが成績が上がらず悩んだタイミングで、やり方を教えてあげた方が効果的でしょう。
3.子どもがしたい話をたくさんする
3つ目は、子どもがしたい話をたくさんすることです。親がしたい勉強や受験の話ばかりだと、家にいても心が疲れてしまいます。
これでは、勉強へ向かうエネルギーなんて出てきません。成績がいい子の親は、こういった話はあまりしないです。
それより、子どもがしたい話(友達のことや、趣味のゲームのことなど)をしたり、子どもの話を聞いたりして、心の疲れを取ってあげます。
これを意識してみてください。イメージとしては、子どもがしたい話は9割、親がしたい話(勉強)は1割くらいを目安にするといいでしょう。
本日のまとめ
オール5や学年トップの成績をとる子の親は、勉強しなさいと言わず、脇役サポートに徹し、子どもがしたい話をたくさんしています。
無理やり勉強をさせるのではなく、自ら勉強がしたくなるような動機付けを行い、やる気を引き出していきましょう。
明日ですが、「子どもの生活習慣の改善法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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