「親が経済的に豊かだと子どもの学力は伸びやすい」という内閣府のデータがあります。
しかし私の経験上、子どもの能力を伸ばす上で最も大事なことは、親の経済力ではありません。
本日お伝えすることを意識して向き合えば、高確率で子どもの成績は上がります。家庭の雰囲気も良くなり、親子関係も改善できるでしょう。
目次
特徴1.親が勉強の話をしない家庭
親が勉強の話ばかりすると、子どもの成績は上がらなくなります。
多くの子は、学校の疲れで勉強できないのに、家でも親が勉強の話をしたら、子どもはさらにストレスを感じるからです。すると、ますます心が疲れて、勉強できなくなるでしょう。
そのため、家では子どもがしたい話をたくさんして、心の疲れを取ってあげることが大切です。
割合としては、子どもがしたいゲームとかアニメの話が9割、勉強の話が1割くらいがちょうどいいでしょう。
特徴2.困っていることはとことん助ける家庭
子どもが困っていたり相談してきたりしたときには、全力でサポートしてあげましょう。
困ったときに助けてあげた方が、早く自立したり子どもの能力が伸びたりするからです。
勉強でわからない問題があって親が教えていても、だんだん自分で解き方や調べ方がわかるようになってきます。
すると、いずれ、「自分でやってみよう」という気持ちが出てきます。
親が教えず放置しておいたら、子どもはいつまで経ってもできるようになりません。この方が自立が遅くなるので、注意しましょう。
特徴3.子どもがやりたいことを応援する家庭
子どもがやりたいことは、基本的にはどんなことも応援してあげましょう。その興味がアニメや野球であってもです。
自分がやりたいことは親が何も言わなくても勝手に勉強するため、能力が伸びやすいからです。
たとえば、野球が好きで「甲子園に出たい」という夢を持つ子の場合、親子で甲子園に出られる高校を調べてみるといいでしょう。
そこに入るのに必要な成績がわかると、自分の夢を叶えるために勉強を頑張ることができるはずです。
つまり、子どもの好きなことを突き詰めることで、夢や志望校が決まります。勉強を頑張るエネルギーにつながるでしょう。
本日のまとめ
伸びる子が育つ家庭では、「親が勉強の話をしない」「困っていることはとことん助ける」「子どもがやりたいことを応援する」
これらの3つを行っています。これらは親の経済力に関係なく、サポートができるので、試してみてください。
明後日ですが、「門限を守らない子どもの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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