子どもには「優しい性格に育ってほしい」というのが、親の願いだと思います。では、どうしたら優しい性格に育つのでしょうか。
実は、性格が優しい子の親には、いくつか共通点があります。この特徴を意識してお子さんに接すれば、性格もやさしくなるはずです。
その結果、人から好かれるようになり、学校生活も楽しくなります。
特徴1「子どもの感情を共有する親」
「優しさ」にはいろいろありますが、たとえば困っている人を助けることができるのは、優しい性格といえるでしょう。
このときに助けようと思えるのは、「困っている人の辛い気持ちがわかるから」です。つまり、相手の気持ちに共感できないと優しくできません。
相手の気持ちに共感できるようになるには、小さいころから「親が子どもの気持ちに共感する習慣」が必要です。
たとえば、子どもが悲しんでいたら、「そっか、それは悲しかったね」と言ってあげることで、子どもも他人に共感する力が身につきます。
特徴2「子どもの頼みをできるだけ聞く親」
人に優しくできる子は、心に余裕がある子です。心の余裕がない子は、他人に優しくすることはできません。
子どもにとって、心の余裕につながるのは「親の愛情」が大きいです。そこで、子どもの頼みをできる限り聞いてあげましょう。
子どもは自分の頼みを聞いてもらったときに、親の愛情を感じるからです。たとえば、
- お母さんちょっと話聞いて
- お父さん、キャッチボールに付き合って
特徴3「他人にもやさしく接する親」
親子は、鏡です。そのため、知らないうちに子どもは親の言動を真似します。
親が他人にやさしく接すれば、子どもも優しく接するようになり、冷たく接すれば子どももそうなります。そのため、
- 街中で困っている人がいたら助ける
- 被災地の募金とかがあればさらっと募金する
本日のまとめ
子ども優しい性格の子にしたい場合は、子どもの気持ちにはできる限り共感するようにする、要求を聞いて親子関係を良くする、
自分自身が他人に優しくする。これらの3つのことを意識していきましょう。
明日ですが、「過保護の育児に疲れてしまったあなたへ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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