子どもが思春期になり、親子でぶつかることが増えていませんか。この場合、愛情が上手く届いていない可能性があります。
では、子どもは親に、何を求めているのでしょうか。ここを理解し、意識してサポートすることで、愛情が伝わります。
その結果、自ら勉強するようになったり、スマホ依存が改善したりと、問題行動の解決にもつながるのです。子育ても楽になり、将来の不安も減ると思います。
1.おいしい料理を作ってほしい
多くの子どもは「おいしい料理を作ってほしい」と思っています。もちろん惣菜や外食もおいしいけれど、親の手料理を食べたいのが本心です。
料理は手間と時間がかかるため、親の愛情を感じることができます。もちろん、仕事が忙しくて作れない日もあるでしょう。
しかし「料理を作ってくれない=愛されていない」と思うのも事実です。
以前私が行ったアンケートによると、親子関係が良い家庭は、週に5回以上料理を作っている割合が最も多い結果となりました。
そのため、平日は作って土日は外食にするなど、無理のない範囲で手料理の頻度を増やすといいでしょう。
2.話を聞いてほしい
多くの子どもは「話を聞いてほしい」と思っています。学校は社会のため、ルールがあります。
友達との人間関係など、通うだけでストレスがたまるものです。そのストレスは、家庭で話を聞いてもらうことで解消されます。
そこで、子どもの話は短時間でもいいのでしっかりと聞くようにしましょう。このとき、アドバイスしないことがポイントです。
子どもは、親のアドバイスを求めていないからです。「そうなんだ、それは辛かったね」と気持ちの共感をしましょう。
3.いつもニコニコしていてほしい
多くの子どもは「いつもニコニコしていてほしい」と思っています。親の機嫌が悪いと、一緒にいる自分まで気分が悪くなるからです。
親子関係も悪くなり、親と距離をとるために引きこもりにつながることもあります。
そこで、明るい表情をしたりやポジティブな言葉を使ったりするように意識しましょう。親の機嫌が良ければ、一緒にいるだけで子どもも笑顔になるはずです。
このとき、親自身もストレスをためないよう、普段から自分をケアする時間も作っていきましょう。
本日のまとめ
多くの子どもは、「おいしい料理を作ってほしい」「話を聞いてほしい」「いつもニコニコしていてほしい」と思っています。
どの要望にもできる限り応えていくことで、良好な親子関係を築くことができるでしょう。
明後日ですが、「不登校から高校受験を成功させる方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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