最近、すぐにキレる子が増えています。もし対応を間違えると、手を出して相手にケガをさせたり、事件になったりすることもあるため早急な対応が必要です。
では、親としてどのように対応すれば、改善できるのでしょうか。そこで本日は「キレやすい子の親の特徴」を解説します。
このような親にならないよう意識してもらえれば、子どもは徐々に落ち着くようになるでしょう。将来の不安もなくなるはずです。
特徴1「すぐに子どもにキレる親」
1つ目は「すぐに子どもにキレる親」です。子どもは親の行動を見て育ちます。親がすぐにキレていたら、同じように子どももすぐにキレる子になります。
そのため、親自身の言動も注意しましょう。そして、子どもが悪い行動をして叱るときには、感情的に叱ることをやめましょう。
基本的には、なぜ子どもがそういった行動をしたのかを聞いた上で、よくない部分を冷静に伝えることが大切です。
親自身がイライラしていると、ついカッとなってしまいます。この場合、イライラの根本的な原因を改善することが必要でしょう。
特徴2「ルールを作りすぎる親」
2つ目は「ルールを作りすぎる親」です。たとえば、
- 食べた食器は台所に持って行く
- テレビの音量は最大でも20にする
- トイレットペーパーがなくなったらなくした人が補充する
- お風呂は20時までに入る
- 服を脱いだらすぐに洗面所に持って行く
そこで、まずは絶対に守ってほしいルールを一つだけを伝えましょう。伝えるべきルールの数を減らせば、子どもはイライラしづらくなるはずです。
特徴3「我慢ばかりさせる親」
3つ目は、子どもに我慢ばかりさせる親です。たとえば子どもに、「学校や塾に車で送迎してほしい」「何か手伝って」と言われても、
「今は忙しいからムリ」「それぐらい自分でやりなさい」と言っていませんか?
子どもは我慢し続けると愛情不足になり、親への不満がどこかのタイミングで爆発します。
この時には、すでに親子関係が悪くなっているため、少しでも嫌なことがあるとすぐにキレる悪循環となってしまうでしょう。
そのため、子どもの要求にはできる限り応えることが大切です。難しい場合は代案を出したり、別の日にお願いしたりするなどしましょう。
本日のまとめ
親がすぐに子どもにキレる、ルールを作りすぎる、我慢ばかりさせる。これら3つのことをしていると子どもはキレやすくなってしまいます。
叱るときには冷静に叱ること、ルールは優先順位を決めて絞ること、我慢させる場面を減らすことを意識していきましょう。
明日ですが、「子どもが嫌がらせをされたときの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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