子どもにしっかりと愛情が届いているかどうかを確認するのって、なかなか難しいですよね。
そこで今回は、愛情が届くと子どもに出てくる3つの特徴をお伝えしましょう。もし、この特徴が出ていない場合は、うまく愛情が届いていない可能性があります。
お伝えする方法を実践していただければ、子どもが愛情不足になる前に対処できるようになります。問題行動もなくなり、子どもとぶつかることも減っていくでしょう。
特徴1.自己肯定感が高い
子どもは愛情を受けて育つと、「自分自身は愛される価値のある存在だ」と思うため、自己肯定感が高くなります。
自己肯定感が高い子は、失敗を恐れずに新しいことに挑戦できます。その結果、クラブ活動、学校生活、習い事など、さまざな分野で結果が出やすくなるでしょう。
また、人からの批判や否定的な意見にもあまり振り回されなくなるので、自分の考えや気持ちに沿って生きることができるようになります。
とはいえ、どれだけ愛情がしっかり届いていても、自己肯定感が下がることはあります。この場合、
- テストや新しい挑戦で失敗を続けて自信を失ってしまったら、成功しやすいレベルまで下げる
- 学校でいじめを受けたら、先生と連携して解決する
特徴2.人間関係が上手くいきやすい
親の愛情が子どもにしっかり届くと、子どもは親のことを信頼できます。すると初めて、親以外の他人のことも、信頼できるようになるのです。
その結果、初めて会った人でも声をかけることができたり、一緒に「遊ぼう」と誘ったりすることができます。人間関係が上手くいきやすくなるでしょう。
とはいえ、たまたま気が合う子がクラスにいない、自閉症スペクトラム系の発達障害で人と関わるのが苦手、もともと内気な性格というケースもあります。
もしも気が合う子がいないなら、同じ趣味を持っている子と関われる場に行ってみましょう。
特徴3.ストレス耐性が強い
親の愛情が子どもにしっかり届くと、子どもは気力が出てきます。すると多少学校やクラブ活動で嫌なことがあっても、乗り越えることができます。
ストレス耐性がある子どもは、不安やストレスが原因で引き起こされる問題行動も少なくなるので、子育ての悩みも減るでしょう。
とはいえ、愛情がしっかり届いていてもストレス耐性が低い子もいます。これは、ストレスに慣れていないことが主な原因です。
この場合、まずは小さなストレスから練習させましょう。「学校」もひとつの練習の場です。
毎日きちんと学校に行って、やりたくない課題などをしっかりやるだけでも、ストレス耐性はついてくるでしょう。
本日のまとめ
愛情に満たされた子どもの特徴は、「自己肯定感が高い」「人間関係が上手くいきやすい」「ストレス耐性が強い」の3つです。
どれも未来が明るくなる特徴なので、日頃から愛情バロメータを上げる子育てをしていきましょう。
明後日ですが、「中3の息子が母親と一緒にお風呂はアリ?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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