オセロ子育てという言葉を、
聞いたことはありますでしょうか?
おそらくないですよね?
というのも、
この記事を書こうと思ったとき、
オセロに例えるとわかりやすい!
と思い先ほど私が作りました(笑)
オセロ子育てとは何かというと、
白黒つけさせる子育て法です。
この育て方をしてしまうと、
お子さんが将来非常に困るようになります。
オセロ子育てとは何か?
白黒つけさせる子育てとは、
例えばあなたのお子さんが、
「サッカーをやりたい」と
言ったとします。
あなたはその言葉を信じて、
サッカーのクラブチームに
入れたとします。
※高い月謝を払って、、、
にもかかわらず、
お子さんは練習をさぼります。
ここであなたなら、何と言いますか?
多くの方が、
- 続けるならレギュラーを目指す
- サボるならやめる
というと思います。つまり、
白:サッカーを頑張る
黒:サッカーをやめる
のどちらかにさせようとするのです。
このように、
白、黒はっきりさせようとする子育てを
オセロ子育てと言います。
オセロ子育てで育てられた子供の末路
なぜオセロ子育てをすると、
子どもが将来困るように、
なるのでしょうか?
それは子どもの価値観が、
白か黒でしか判断できない価値観に
なってしまうからです。
小さいころから、
白黒はっきりさせる子育てをされると、
物事を白か黒かでしか見られなくなります。
例えば友達ともめたときに、
白:俺と仲良くして他の子とは縁を切る
黒:俺と喧嘩して二度と友達にならない
どちらかにしろ!と言ってしまうのです。
これって、
人生の幅を大きく狭めてしまいますよね?
だからオセロ子育ては危険なのです。
グレーゾーンを自分で考えさせることが大事
ではクラブチームのケースで言うなら、
どういった接し方をすれば、
良いのでしょうか?
グレーゾーンを考えさせる接し方を
していくことが良いと私は思っています。
例えば、
「サッカーのクラブには毎月1万円月謝がかかる。
そのお金を払っているのに行かないのは、
もったいないよね?」
「お母さんとしては、
嫌いなサッカーを無理に続けるなら
他にやりたいことに変えるのも
ありだと思うけどあなたはどう思う?」
「もし続けたいなら続けてもいいけど、
出席よりも欠席のほうが多くなったら、
その時はお金がもったいないから、
どうするかもう一度相談しようね」
と伝えることです。
今すぐ辞めなさいと言うわけでもなく、
頑張りなさいと言うわけでもない。
ただお金がかかっていることと、
親の考え方はしっかりと伝える。
そのうえでこのラインを超えたら、
どうするか一緒に相談すると伝える。
こういう接し方をすることで、
子どもは自分の頭で、
クラブチームを続けるかどうかを
考えることができます。
失敗は存在しない!全て成長
無理に白黒はっきりさせようとすると、
サッカーを始めたという判断が、
失敗だという認識を与えてしまいます。
すると子どもは、
失敗することは悪いことだと考えてしまい、
何も挑戦できない人生になってしまいます。
これはかなりまずいです。
しかし親の考えを伝え、
自分でどうするかを考えさせることで、
失敗ではなく成長だと伝えることができます。
子ども自身の成長にも繋がるわけです。
白黒はっきりさせるオセロ子育てではなく、
グレーゾーンを意識させる子育てを
行ってみてくださいね。
明日ですが、
「母親向け!自分のことを好きになれないときは?」
というお話をします。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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