子どもが部屋から出てこない、挨拶をしても無視されて会話ができないと悩んでいませんか?
本日は、実際に引きこもりを改善した高山さんの成果報告をもとに、子どもの引きこもりの改善手順をお伝えしましょう。
原因を理解して対応することで、必ず解決することができます。親子ともにストレスがなくなり、将来の不安も減っていくはずです。
高山さんの成果報告
今回紹介する高山さんのお子さんは、中1で突然腹痛が理由で不登校になり、2階の自室に引きこもる状態になりました。
そんな状態に悩み、私が行っている思春期の子育てオンラインプログラムに参加して下さったのです。
高山さんはプログラムにそって、お子さんへの接し方を変えました。その結果、お子さんは自室から出て、リビングで一緒に過ごせるようになったそうです。
現在は高校のパンフレットを一緒に見て、将来についてのお話ができるようになったとのことで、大きな変化といえるでしょう。
親が行った3つのサポート
では、高山さんは、どんなサポートをされたのでしょうか。主に、3つのことを行いました。
「子どもの好きな料理を作ったこと」「過干渉をやめたこと」「子どもが求めることはできる限り行うように努力したこと」です。
特に、子どもが朝起きないときや学校に行かないときに、いろいろ言いたくなる気持ちを抑えて、ガミガミ言わずに見守るよう意識されました。
つい言いたくなってしまうときは、オンラインプログラムで配信している音声を聞いて、自分の気持ちをコントロールされたそうです。
子どもが変わった理由
なぜ上記の方法で、子どもの引きこもりが改善したのでしょうか。主に2つの理由があります。
1つ目の理由は、愛情バロメータが上がり、親子関係が良くなったからです。
引きこもりの子は通常、「嫌いな親と会いたくないから、部屋に引きこもろう」と思います。関係が良くなると、「大好きな親がいるリビングに出ていこう」と気持ちが変わるのです。
2つ目の理由は、音声を毎日聞くことで、子育ての意識を変えることができたからです。正直、過干渉を変えるのはなかなか大変です。
しかし、毎日音声を聴くことで、常に意識することができるようになります。その結果、改善のスピードが上がったのでしょう。
あとは学校に戻るきっかけ作りをすれば、不登校は解決していくはずです。
本日のまとめ
子どもの引きこもりを改善するには、愛情バロメータを上げることは欠かせません。
親子関係が良好になれば、子どもは自室からリビングに出てくるでしょう。
子どもの好きな料理をつくること、子どもの嫌がることをやめること、子どもが望むことをできる限り行うことで、愛情バロメータを上げていきましょう。
また、高山さんも読んでくださった「思春期の子育て無料講座」の中でも、愛情バロメータUPテクニックを色々と話しています。よかったら参考にしてみてください。
>>思春期の子育て無料講座の詳細はこちら
明日ですが、「不登校のゲーム依存対策」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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