子どもが学校に行けず引きこもっていると、親としては辛いですよね。
そこで今回は、引きこもりと不登校とスマホ依存が改善した奈々さんからいだたいた報告をベースに、
親はどのようにかかわっていけばいいかをお伝えしていきます。
同じような向き合い方ができれば、子どもの問題行動は落ち着くでしょう。子育てのストレスも減っていくはずです。
目次
中2の2学期に部屋に引きこもるようになってしまう
奈々さんの息子さんは、中2の2学期に部活で顧問と合わず退部しました。
それがきっかけで、冬休みは部屋に引きこもってスマホばかり触っていたそうです。これらを取り上げると暴言を吐き、食事も食べない状態でした。
3学期から学校も休みがちになり、行けるときは親が送っていたそうです。成績も「1」が5つありました。そんなとき、私がオンラインで行っている、思春期の子育てプログラムを実践してくださったのです。
その後は、部屋に引きこもることがなくなり、リビングに出てくるようになりました。
またゲームのルールも守れるようになり、今年の春からは毎朝歩いて登校し、皆勤賞を目指しているそうです。
引きこもりと不登校を解決するために親が行った7つのサポート
では、奈々さんはお子さんにどのように向き合ったのでしょうか?主に7つのことを実践されました。
- しなさい言葉をやめる
- 嫌がることをメモする
- 気分転換に付き合う(夜のドライブなど)
- 一緒にポケモンGOをする
- 頼まれたことはできる限り応える(好きなジュースを買うなど)
- 好きなご飯をたくさん作る
- 子どもの話をしっかり聞く
では、なぜ、これらのサポートが効果的だったのでしょうか?すべての行動が、愛情バロメータUPにつながっているからです。
子どものスマホ依存や暴言がなくなった理由
特に「嫌がることをメモ」したのはとても大きいでしょう。というのも、子どもは一人ひとり、嫌がることが違うからです。
どれだけ子どものために好物を作ったり、要求を聞いたりしても、嫌がることをしていたら愛情バロメータは上がりません。
そのため、親の言動で嫌な顔をしたり反発があった場合、二度と同じことをしないようにしましょう。
もう一つ、大事な点があります。奈々さんは、子どもの要求をたくさん聞いていますが、聞いてはダメな要求(迷傷法)は聞いていません。
これまで聞いてしまうと、理不尽な要求をするようになるからです。この辺りの判断をしっかりしたからこそ、愛情バロメータが上がり、子どもの問題行動が解決しました。
本日のまとめ
引きこもりや不登校、スマホ依存などは、親の働きかけで解決できます。
とはいえ、どれだけ愛情バロメータを上げたとしても、子どもが嫌がることをしていたら信頼関係は崩れてしまいます。
「子どもが嫌がることはメモ」するようにして、二度と同じ言動をとらないよう意識していきましょう。子どもが変わる子育て法については、以下の講座でさらに詳しく解説しています。
>>思春期の子育て無料講座の詳細はこちら
明日ですが、「友達関係で悩む子どもに親ができること」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!引きこもりとスマホ依存が解決した成果報告
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。