自傷行為をする直前の子が笑顔になった事例

成果報告

子どもがリストカット、壁を殴って手を傷つける、薬を大量に飲むなど、いわゆる自傷行為があると、どうにかしてやめさせたいですよね。

今回は、子どもが自傷行為をする直前だった状況を改善した杉山さんの事例をもとに、子育てで意識しなければならないことをお伝えします。

正しい対応をすることで、子どものSOSサインに気づき、問題行動を改善することができます。親子ともに笑顔が増え、充実した毎日を過ごすことができるはずです。

杉山さんの成果報告

成果報告

杉山さんのお子さんはもともと不登校でした。人に会うのが怖くて常に不安な表情で暗い毎日、「死にたい」とまで言っていたそうです。こういった状態になると、リストカットに発展することが多いです。

そのため親も、何か起きてからでは遅いと不安で、外出もできない状態でした。

そんなときに私がオンラインで行っている「思春期の子育てプログラム」にご参加してくださったのです。

そこで、子育てにおいて重要な3つことを意識された結果、子どもから今まで辛かったこと、寂しい思いをしてきたことを話してくれるようになりました。

次第に笑顔が増え、お子さんもご家族も笑顔が戻ってきたそうです。

親が行った3つのサポート

主婦

杉山さんが行った3つのサポートは、一体どんなことでしょうか?1つ目は「仕事を辞める決心をしたこと」です。

不登校で寂しい思いをしていた子どものために、仕事を辞めて家にいる覚悟を決めました。

2つ目は、「料理のリクエストに答えたこと」です。朝昼晩どんなときでも、子どもから頼まれたときは好きな料理を笑顔で作ってあげました。

3つ目は、「無理という言葉を使わないようにした」ことです。疲れていても、ネガティブにならないよう心がけたそうです。

子どもが変わった理由

親子

上記の対応で、なぜ子どもは変わったのでしょうか?それは、安心して生活ができるようになったからです。

学校に行かずに家に一人でいると、孤独感や寂しさを感じ、生きている意味を感じられなくなることは珍しくありません。

ここで親が一緒にいてくれて、好きな料理を作ってくれるだけで、子どもは家が安心できる場所になります。

その結果、生きる希望が湧いてくるのです。

あとは、じっくりエネルギーが貯まるのを待って、学校に興味を持ってきたら少しずつ復学できるでしょう。

本日のまとめ

中学生

思春期の子は、ちょっとしたことがきっかけで不登校になることがあります。孤独感や寂しさから、自傷行為をしてしまう子も珍しくありません。

このときに、家が安心できる空間であり、大好きな親が側にいてくれれば、生きる希望が湧いてきます。

仕事を辞めることは難しくとも、せめて好きな料理をつくったり、在宅勤務に切り替えて子どもと一緒にいる時間を増やしたりするなど、子どもが求めていること行うことが大切です。

なお、杉山さんも読んでくださった思春期の子育て無料講座の中では、さらに効果的に子どもの不安を取り除き、自傷行為や不登校などを解決する子育て法を解説しています。

>>思春期の子育て無料講座の詳細はこちら

明日ですが、「成績が上がらない理由と改善法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!自傷行為をする直前の子が笑顔になった事例

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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