先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
サポート教室に入っていて、通知表をもらってきました。本人に見せて。今の現状を把握した方がよいのでしょうか?
教室に入ってないので科目評価がついてません。
教室に入れない子が通う「サポート教室」では、科目評価がつかないことがあります。親として、どこまで学習の部分に踏み込むか悩むところですよね。
そこで今回は、サポート教室に通う子への勉強のサポート方法をお伝えしましょう。
しっかりサポートしていけば、学習に前向きになったり、いずれ教室に戻れるようになったりするはずです。
目次
結論!教室に入れない理由によって、どこまで言うべきか決めよう
どこまで勉強のことを言うべきかは、教室に入れていない理由によって変わります。
通常は、「愛情バロメータ不足によるエネルギー不足」もしくは「クラスでのトラブル等」によって、教室に入れていないことが多いです。
エネルギー不足であれば、まだ勉強を頑張ろうというエネルギーは出てきません。そのため、今の時点で話をする必要はないでしょう。
愛情バロメータが高いのに、クラスのトラブルで入れないなら、勉強の話をしてもOKです。子どもの状態に合わせて、伝えるかどうかを決めましょう。
教室に入るまでにすべき学習サポート
今はサポート教室に通っていても、多くの子はいずれ教室に戻りたいと思うでしょう。このときに、勉強についていけないことが不安になってしまいます。
そのため様子を見ながら、優先順位の高い学習からスタートしていくことが大切です。
最優先させるべき学習は、数学(教科書の例題を解く)と英語(英単語と文法を理解する)です。
この2教科は積み上げ式の教科のため、一度つまずくと追いつくのが大変だからです。優先的に学習を行いましょう。
サポート教室から復学するには?
サポート教室から教室に戻るには、上記でお伝えした「愛情バロメータの低さ」「学校でのトラブル」を改善していく必要があります。
まずは愛情バロメータを上げて、エネルギーを上げましょう。すると多少嫌なことがあっても、乗り越えられるようになるはずです。
学校でのトラブルがある場合は、先生と連携してトラブルを解消しましょう。
友達関係のトラブルであれば、クラス替えのタイミングで配慮してもらうのもありです。原因を把握し、それに合わせた対応を行うことが大切です。
本日のまとめ
サポート教室に通っている子の場合、教室に入れない原因によって、どこまで勉強のことを言うべきかは異なります。
愛情バロメータ不足であれば、回復するまでは勉強の話はしない方がいいでしょう。
そうでない場合、子どもとの関係が良ければ、学習について子どもに伝えても大丈夫です。
明日ですが、「頭がいい親がしている教育投資TOP5」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。