子どもが全く勉強をせず、親に「うるせー」などの暴言を吐いたりしていませんか?
この状態では、勉強させるのは難しいですよね。でも大丈夫です。しっかり対応をすれば、すぐに改善します。
そこで今回は、子どもの暴言が改善し、勉強にやる気を出すようになった浩枝さんの事例を解説しましょう。
同じように対応すれば、暴言は1ヶ月で改善できます。勉強へのやる気にもつながり、子育ての不安やストレスがなくなるはずです。
浩枝さんのもともとの状態
浩枝さんのお子さんは、中1の2学期から学校を休みがちになっていました。
「生きていたくない、受験もしない」と言い、親が何か言うと暴言や暴力もある状態だったそうです。
そこで私がオンラインで行っている「思春期の子育てプログラム」に参加してくださいました。
そこでお伝えしたことを実践した結果、暴言や暴力がなくなり、穏やかに過ごせるようになったのです。
また、「高校に行きたい、毎日30分は勉強する」と言い、勉強へのやる気も見いだせるようになりました。
親が行った3つのサポート
では、浩枝さんはどんなことを意識して、サポートされたのでしょうか?主に、3つあります。
- 子どもの要求をできる限り聞くようにした
- 好きなアニメを見るように心がけた
- 高校に行かなくても、子どもの選んだ道を応援しようと覚悟を決め、「勉強しなさい」と言うのをやめた
では、なぜこれだけで子どもが変わったのでしょうか。
子どもが変化した理由
子どもが変化したのは、「無条件の愛で接することで、子どもが親の愛情を感じられるようになったから」です。
もともと頻繁に言っていた「勉強しなさい」「高校に行きなさい」という言葉は、条件付けの愛情です。
子どもからすると、「勉強しないなら愛してあげない」と感じるため、愛情不足になってしまいます。
しかし、上記の3つを実践すると、子どもは親の愛情を感じることができます。
その結果、愛情バロメータが上がり、問題行動の改善だけでなく、未来に希望を持つことができるようになるのです。
そのため、勉強にもやる気を持って頑張れるようになったのでしょう。
本日のまとめ
子どもの暴言や暴力などの問題行動は、愛情バロメータを上げることで改善させることができます。
条件付けの愛情をやめて、無条件で子どもに愛情を注ぎましょう。愛情バロメータが上がれば、子どもは未来に希望を持つことができます。
学校や勉強にも、前向きに取り組むことができるようになるはずです。なお、さらに細かいやり方は、浩枝さんも参加された以下の講座でお伝えしています。
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明後日ですが、「子どもにキレる旦那の対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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