「うちの子は一人で何もできない」「いつ自立できるか心配」という悩みを持っていませんか?
実は、子どもが自立できない原因は、親が間違ったサポート方法を取っているからかもしれません。そこで今回は、正しい自立のさせ方をまとめました。
親のサポートの仕方次第で、子どもの自立力が変わります。勉強や生活習慣においても、一人でできることが増えていくはずです。
結論!「もう○○なんだから」をやめる
自立を促す上で、「もう○○なんだから」と子どもにプレッシャーをかけることは逆効果です。
たとえば、幼少期の子どもで服が一人で着られないときは、親が着させてあげたと思います。
しかし、どこかのタイミングで「もう〇歳なんだから一人で着なさい」と伝え、その結果、着るのに時間がかかりイライラしてしまった経験はありませんか?
こうした場合、「もう○○なんだから」をやめることが大切です。「僕一人で着られるよ」と子どもから言ってくるまで待ちましょう。
この瞬間こそ、子どもが自立するタイミングだからです。
勉強面での自立
勉強においても同様です。最初は親が計画を立てたり、わからないところを教えたりして一緒に取り組みます。
やがて子どもが「一人でできる」と言うまで、無理に突き放すことなくサポートを続けることが大切です。
「もう中学生なんだから、一人で勉強しなさい」とは言わないようにしましょう。いずれ「もう一人でできるよ」と子どもは言ってきます。
この自立するタイミングを待ちましょう。その方が、結果的に早く一人で勉強ができるようになるはずです。
最速で自立させる3ステップ
上記を踏まえて、子どもを最速で自立させるためには、次の3ステップサポートをするといいでしょう。
1つ目は「子どもの要求をできる限り聞く」ことです。良好な親子関係を築くことで、子どもが自立するためのエネルギーを貯めることができます。
2つ目は「できるようになるまで一緒に取り組む」です。「もう○○なんだから」と言って焦らせず、できるようになるまで親が一緒にサポートしましょう。
3つ目は「自立心が出てきたら挑戦させる」です。「もう一人でできるよ」と子どもが言ったら、失敗を恐れずに挑戦させましょう。
ここで「まだあなたは一人でできないから、お母さんがやってあげる」と言ってしまうと、自立が遅れてしまいます。
本日のまとめ
子どもの自立を早くするためには、「もう○○なんだから一人でやりなさい」と言ってプレッシャーをかけるのは逆効果です。
親が焦らずに子どもをサポートし、子どもが自分から「できる」と言うまで待つことが大切です。
勉強や生活習慣においても無理に突き放さず、一緒に取り組むことで結果的に早く自立できるでしょう。
明日ですが、「通信教育が続かない原因と対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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