子どもが愛情不足になると、問題行動を起こすようになります。ただ、自分の子が愛情不足かどうかって、判断が難しいですよね。
そこで本日は「愛情不足の子どもの特徴」をお伝えしましょう。たとえ当てはまっていても、お伝えする方法を実践することで、愛情不足は解消できます。
親子の会話も増え、家庭が明るくなり、勉強や学校も頑張ってくれるようにもなります。子育ての不安もなくなるはずです。
特徴1「甘えの増加」
愛情不足の子どもの1つ目の特徴は、「甘えが増える」です。
子どもは、親に自分の甘えを聞いてもらえると愛情を感じます。ただ親も忙しいので、すべての甘えを聞くことはできません。
これが続くと、子どもは自分は愛されているのかと不安になります。その結果、もっと甘えて愛情を確かめようとするのです。
「飲み物とって」「週末に服買いにつれてって」「お腹すいたからご飯作って」などの要求が以前と比べて多くなったと感じたら、
愛情不足の初期状態かもしれません。できるだけその甘えに応じることで、愛情不足が解消していくでしょう。
特徴2「理不尽な要求をするようになる」
2つ目の特徴は、「理不尽な要求が増える」です。特徴1の「甘え」が増えても親が要求に応えないと、この状態になります。
たとえば、「20万円のパソコン買って」と無理な要求をしてきたり、「早く飯作れ」と暴言を吐いたりするようになるのです。
これは、甘えを聞いてくれないことにイライラしている状態と言えます。聞けない要求は断りつつ、甘えにはしっかり応じていきましょう。
暴力にも発展しているなら、警察、児童相談所、専門家などと連携して解決しなければいけません。
特徴3「無気力」
子どもの性格によっては、暴言や暴力をするのではなく「無気力」になっていきます。これは、親からの愛情を諦めてしまった状態です。
「どうせ私は誰からも愛してもらえない」「生きていても意味がない」と考えて部屋に引きこもったり、朝起きられなくなったりします。
この場合もやるべきことは同じで、干渉を最小限にして、甘えをできる限り聞くことが大切です。
ただし、リストカットなどの自傷行為がある場合、親としても不安でしょう。児童精神科医やスクールカウンセラー、専門家などと連携していくことも必要です。
本日のまとめ
子どもが愛情不足になると、「甘えの増加」「理不尽な要求への発展」「気力の低下」という変化が起こります。
日頃から子どもの要求をたくさん聞いてあげることで、愛情不足は改善できます。
状況がひどい場合は、児童精神科医やカウンセラー、専門家などと連携していきましょう。
明日ですが、「発達障害の子どもの勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。