実は、子どもの自己肯定感を下げるやってはいけない叱り方があります。思春期の子の場合、これをすると親子関係が悪くなります。
その結果、不登校、引きこもり、スマホ依存など激しい反抗期につながるのです。
一方、今回お伝えする「やってはいけない叱り方」の逆の叱り方をすれば、子どもの自己肯定感は上がります。お子さんの未来は、きっと明るくなるはずです。
第3位 理由を聞かずに叱る
たとえば、学校の先生から電話で「お宅のお子さんが●●君に手を出した」と言われたとします。そのとき、理由も聞かずに「なにやってんだ」と叱るのはダメです。
先生が間違えていることもあるからです。まずは、子どもの話を聞きましょう。たとえば「ちょっかいを出された」が理由なら、まずは「確かにイライラするよね」と共感します。
そして、その事実は先生にも伝えましょう。その上で、「あなただけが悪いわけではないけど、手を出したら負けだよ」と伝えることが大切です。
第2位 人格を否定する
子どもに「お前は本当にダメな人間だな」と言う叱り方はダメです。本人を否定しているからです。
すると、子どもの自己肯定感が下がります。すると、自分は価値のない人間だと感じてしまいます。ひどい場合、生きている意味がないと思ってしまうでしょう。
子どもを叱るときは、人格ではなく行動を叱るようにしましょう。子どもがダメなのではなく、手を出したという行動がよくないのです。
第1位 他人と比べる
「お姉ちゃんはオール4以上だったのに、なんであなたはオール3?」とか「山田君は無遅刻無欠席なのに、なんでお前は毎日遅刻なんだ」という叱り方はダメです。
人は、他人と比べられたくない生き物だからです。たとえば旦那さんから「佐藤さんは痩せているのに、なんで君は・・・」と言われたらどうでしょう。ムカつきますよね。
奥さんから「山口さんは昇級したのに、なんであなたはいつも平社員なの?」と言われたらどうでしょう。腹が立ちますよね。
子どもも同じです。何かと比べるときは、過去と比べるようにしましょう。
本日のまとめ
理由を聞かずに子どもを叱るのではなく、まずは話を聞くことが大事です。次に、子どもの人格を否定してはいけません。行動を叱るようにしましょう。
最後に、子どもは他人と比べられるとイライラします。比べる場合は、過去と比べるようにしましょう。
明日ですが、「父親と子どもの関係が悪い場合の対処法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!やってはいけない叱り方TOP3
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