読書が嫌いな子どもを見ると、このままで将来大丈夫かなと不安になりますよね。
実はその原因は、子ども自身ではなく親のアプローチ方法に問題があるかもしれません。
そこで今回は、子どもを読書好きにするために親がすべきことを紹介しましょう。
正しくサポートすれば、読書嫌いは簡単に解決できます。知識や教養を深めるだけでなく、親子の時間を充実させるきっかけにもなるはずです。
目次
読書嫌いの原因は「読みたい本がない」から
読書をしない子どもの多くは、実際には本を読めないわけではありません。単に「読みたい本」が見つかっていないだけです。
というのも、私は教師時代、生徒が朝の読書の時間に全く本を読まず悩んだことがあります。
そこで、生徒たち一人ひとりが好む本を個別で買って渡したところ、ほぼ全ての生徒が読書をするようになりました。
この経験からわかったことが「子どもが興味を持つ本が見つかれば、自然と読書に取り組むようになる」と言うことです。
本を見つけるために親子で本屋に行こう
では、どのように興味を持つ本を見つければいいのでしょうか。最初は子ども自身も、どの本を読みたいかわからないものです。
そこで、まずは親子で一緒に本屋に行き、お子さんにこのように言いましょう。
「少しでも興味がある本を10冊持ってきて。全部勝ってあげるから」と。このとき、親が誘導せず、子どもが自分で決めることが大事です。
漫画やゲームの攻略本、映画化された小説など何でも構いません。まずは、興味を持つ本を見つけることが大切です。
1冊でも読みたい本が見つかったら関連書籍を探す
購入した本すべてに、子どもが興味を持つわけではありません。でも大丈夫です。
10冊中1冊でも興味を持てる本が見つかれば、次はそれに関連する本を探していきます。
同じ著者の本や、同じジャンルの自伝などです。Amazonの「おすすめ本」を参考にするといいでしょう。
あとはそういったものをいろいろ買っていけば、自然と読める本が見つかります。気づいたときには、読書好きになっているでしょう。
本日のまとめ
読書嫌いの原因は「読みたい本が見つかっていない」からです。そのため、親子で本屋に行き、子どもが興味を持てる本を選びましょう。
漫画やゲーム攻略本でも良いので、まずは好きな本を見つけることが大切です。
明日ですが、「進路が決まらない子どもに親ができること」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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