子どもが学校を行き渋ったり、感情が不安定で物を壊したりしていると、親として将来が不安ですよね。
ここで対応を間違えてしまうと、今よりも状況は悪化してしまうでしょう。
今回は、物を壊したり学校にも行かなくなったりした小学生が改善したケースを紹介します。
同じように対応すれば、行き渋りも物を壊す行動も短期間で直ります。学校生活も充実するため、勉強も頑張れるようになるはずです。
目次
高山さんの成果報告
高山さんの小学校5年生のお子さんはもともと、朝起きられず、登校を渋っていたそうです。些細なことでも怒鳴る、泣く、物を壊すといった情緒不安定な状態でした。
親も「しなさい」という指示だけの会話が中心になり、家族のコミュニケーションがとれていない状況だったそうです。
そんなときに、私が思春期の子育てをサポートするオンラインプログラムに参加してくださいました。
プログラム参加後は、行き渋りや情緒不安定が改善され、学校生活にも安定して取り組めるようになったそうです。
親子の会話も楽しくなり、笑顔も増えました。では、高山さんは子育て面で、どんなことを意識されたのでしょうか。
改善に効果的だった3つのサポート方法
高山さんが意識したことは、主に3つです。
1つ目は「しなさい言葉をやめ、子どもが話したいことを聞く」ことです。指示ばかりでなく、子どもの考えや気持ちを尊重した会話に変えました。
2つ目は「子どものやりたいことを一緒に楽しむようにした」ことです。お菓子作りやお出かけなど、子どもが興味を持っていることを親が一緒に行うことで、信頼関係を築きました。
3つ目は「直接愛情を伝えること」です。「かわいいね」「大好きだよ」などの言葉で、子どもが愛されていることを感じられるようにしました。
このようなサポートにより、子どもは「親は自分を理解してくれる存在」と感じ、行き渋りや情緒不安定が改善したのです。
子どもの行き渋りを最速で解決する方法
そもそも子どもが学校を行き渋る原因は、主に3つあります。
- 親子関係の悪化による気力の低下
- 学校でトラブルが起きている
- 学校が合わない
今回行っていただいた、「しなさい言葉をやめ、子どもが話したいことを聞く」「子どものやりたいことを一緒に楽しむようにした」「直接愛情を伝えること」は、すべてこの親子関係を改善するための行動です。
その結果、お子さんはきちんと学校に行けるようになりました。このように、不登校や行き渋りには必ず原因があります。
そこを突き止め、改善するためのアプローチを行うことが最速で解決するための方法です。
不登校解決勉強会2024を開催します!
最後に一つ、お知らせです。2024年12月15日(日曜)の13時から「不登校解決勉強会オンライン2024」を開催します。
これまで300名以上の不登校を解決した小井出先生が行っている不登校解決手法を、誰でも実践できる形にした勉強会です。
前述したように、不登校には必ず原因があります。勉強会では、様々な原因とその状況に合わせたアプローチ方法をお伝えします。
そのままやっていただければ、高確率で不登校改善につながるはずです。
毎年150~200名ほどが参加される人気の勉強会ですので、もし興味があれば、以下のページから詳細をチェックいただければと思います。
>>不登校解決勉強会オンライン2024
※現在は、先行割引価格で参加できます。
明日ですが、「私立高校の確約は落ちる場合もある?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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