子どもの勉強面って、上手くいっていますか?頑張っているのに成績が上がらない、そもそもやる気がないなど、いろいろな悩みがありますよね。
そこで今回は、「頭の良い子を育てる親が絶対にやらない3つの習慣」についてお伝えしましょう。
記憶と学習の研究で世界的に有名な「エビングハウスの理論」からわかった習慣です。
この習慣を避けるだけで、子どもの学習効率が上がります。成績アップにつながって、受験の合格率も上がるはずです。
1日で詰め込ませない
学力の高い子どもの親は、以下の3つの習慣を意識的に避けています。
1つ目は「一日で詰め込むこと」です。
たとえば、テスト前日に休憩を取らずに何時間も勉強させたり、大量の問題集をやらせたりはしません。
人間の脳は「学習→休憩→復習」というサイクルで情報を定着させることが、研究で示されているからです。
目指すレベルによっても変わりますが、テストの2週間前からコツコツと勉強を始めるのが理想といえるでしょう。
いろいろな問題集を解かせない
2つ目は「いろいろな問題集を勉強させること」です。人間は同じ問題を繰り返し解くことで、効率よく語句や解き方を理解できるからです。
エビングハウスの忘却曲線から、人は1時間で覚えた内容の56%を忘れてしまうことがわかっています。
そのため、いろいろな問題集を解くのではなく、同じ問題集を繰り返しましょう。
「1時間後⇒翌日⇒3日後⇒1週間後」というように、定期的に復習することで効率よく覚えさせることができます。
寝る時間を削って勉強させない
3つ目は「寝る時間を削って勉強させること」です。頭のいい子の親は、「終わるまで寝るな」と言って夜遅くまで勉強させることはしません。
記憶というのは、睡眠中に整理され定着するからです。そのため、睡眠時間を確保することが成績UPにつながります。
参考までに、メルマガ読者さんの山部さんのお子さんは、眠い時は一度寝てから勉強するようにしました。
それでも眠い時は、朝早く起きて勉強するようにしたそうです。その結果、見事オール5を取ることができました。
このように、睡眠を優先し、体調と集中力を整えることで、効率的な学習が可能になります。
本日のまとめ
頭の良い子を育てるためには、「一日で詰め込む」「寝る時間を削る」「いろいろな問題集を勉強させる」という3つの習慣を避けましょう。
睡眠時間を確保し、定期的な復習を行うことで学習効率が向上し、成績アップにつながるはずです。
明後日ですが、「嘘つきの子どもを治す方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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