子どもから暴言ばかり吐かれると、親として辛いですよね。しかしこういった問題行動は、子育ての力で改善できます。
そこで本日は、子どもの無視や暴言が改善した佐藤さんの成果報告をもとに、子どもとの関係を再構築する方法や、意識すべきことをお伝えします。
同じようにやっていただければ、きっとお子さんの態度も変わり、子育ての不安も減るでしょう。
言葉遣いもよくなって、お子さんとの会話も楽しくなるはずです。
目次
佐藤さん(高校生)のもともとの状態
佐藤さんのお子さんはいつも話しかけても不機嫌で、「あ?」「知らね」と暴言を吐いていました。
部屋に引きこもって、頼み事も無視。夜中までゲームをやり、遅刻や欠席も多く、心療内科で薬を処方されていました。
そんなときに、私がオンラインで行っている思春期の子育てプログラムや小井出博文先生と一緒に行った不登校解決勉強会に参加されました。
その後は、話しかけると返事が返ってくるようになり、お皿を運ぶなどの頼み事を聞いてくれるようになったそうです。
また出かけるときに行き先を聞くと、素直に教えてくれるようになりました。
暴言や無視を直すために親が行った5つのサポート
佐藤さんは、どんなことを意識してサポートされたのでしょうか?大きくわけて、5つあります。
- 子どもの要求をできる限り聞くように心掛けた
- 進路などは子どもの意思を尊重した
- 家でゴロゴロしていても何も言わないようにした
- 家で明るく過ごした
- 誕生日プレゼントは親があげたいものではなく、子どもが欲しいものをあげた
この5つに共通していることは、子どもがリラックスして過ごせる空間を作ったということです。
5つのサポートで子どもが変わった理由
なぜ、このサポ-トで子どもは変わったのでしょうか?理由は2つあります。1つ目は、聞いていい要求をしっかり聞いたことです。
たとえば子どもが誕生日に「アニメのフィギュアが欲しい」と言っているのに「自転車の方が良いんじゃない?」と親の都合を優先すると子どもは反発します。
さすがに1体10万円以上する高額のフィギュアは別ですが、予算内でお願いしているなら、できる限り子どもの希望を聞いてあげましょう。満足度が上がり、愛情バロメータが上がるはずです。
2つ目は、できる限り明るく過ごすことです。親がイライラしていたり、暗い顔をしたりしていては、子どもも会話を避けたくなるでしょう。
笑顔で明るくいれば、家庭の雰囲気も良くなり、子どもとの関係も改善するはずです。
2022年10月23日開催!スマホゲーム依存解決勉強会オンライン
最近増えているのが、子どものスマホやゲーム依存です。ただこれらも、きちんと手順を踏んでいけば、改善できます。
そこで現役のフリースクール校長である小井出博文先生と一緒に、10月23日(日曜)の13時から、zoomを使ったオンライン形式で、スマホゲーム依存解決勉強会を開催します。
- 1日○時間までというルールを守れる子と子守れない子の2つの違い
- 子どもを才能を伸ばす「良い依存」と子どもの人生を壊す「悪い依存」の見極め方
- 約束を破ったからとり上げるのはアリ?効果的なケースと危険なケースの違い
- 1日12時間の依存が3時間に改善した「自律トレーニング法」
- これからスマホを持たせる方向け!守れるルールの決め3つの法則
>>スマホゲーム依存解決勉強会オンライン2022の詳細はこちら
明日ですが、「子どものやる気がUPする声掛け法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!無視や暴言が改善した成果報告
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