先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
公立ですが、どの教科も学校の問題集を完璧にするだけでは50点も取れませんでした。ほとんど応用問題から出ており、小学校の時の実力問題も出てきます。
他のエリアへ行けば、すぐ5になるレベルらしいです。普段からどんな勉強をすればいいですか?
レベルの高い学校では、普通の勉強法だけでは点数が取れないですよね。応用問題や過去の範囲からも出題されるため、対策が難しくなります。
そこで今回は、「ハイレベル校でも通用する成績UP勉強法」をお伝えしましょう。
正しい方法で勉強すれば、私立や中高一貫校でも高得点を取ることができます。お子さんの成績が上がり、自信も回復するはずです。
学校の問題集をマスターすると取れる点数
まず、なぜ学校の問題集を完璧にしても50点しか取れないのでしょうか。これには、明確な理由があります。
一般的な学校では、問題集を完璧にすると50点から70点程度取れます。しかし、レベルの高い学校や私立校では40点から60点程度になってしまいます。
これは、テストの出題内容が違うからです。普通の学校では基本問題が7割、応用問題が3割程度ですが、ハイレベル校では応用問題の割合が多くなります。
そのため、基本的な問題集だけでは対応しきれません。
応用力をつける2つのステップ
高得点を取るためには、応用力をつける必要があります。そこで、次の2つの方法を試してみてください。
1つ目は、ハイレベルな問題集を繰り返し解くことです。書店で「応用」「発展」といった名前の問題集を探してみましょう。
学校の問題集を完璧にした後で、このハイレベルな問題集を繰り返し解きます。するとで応用力がつき、60点以上は確実に取れるようになります。
2つ目は、教科書の細かい部分をチェックすることです。問題集には載っていないが、教科書の端っこや注釈に書かれている内容が出題されることがあります。
このような部分を暗記ペンでマークして、覚えましょう。この2つを行うことで、応用問題も解けるようになります。
範囲が広いときの対策
今回の相談では、小学校の内容も出題されるとあります。このような広範囲の復習問題は、どう対策すればいいでしょうか。
テスト前の短期間で、全てを復習するのは現実的ではありません。そのため、普段から計画的に復習することが大切です。
中学1年生なら、長期休みを使って小学校の復習問題集を解きましょう。
中学3年生なら、受験対策の問題集を早めに始めることで、過去の範囲も同時に復習できます。
ただし、この方法は半年以上続けて初めて効果が出ます。短期的な成績アップには、直近の範囲をしっかり固めることを優先しましょう。
本日のまとめ
ハイレベル校で高得点を取るには、応用力をつける勉強をすることが大切です。
また広い範囲の復習問題には、長期的な計画で取り組みましょう。短期的には、直近の範囲を重点的に勉強することが大切です。
明日ですが、「道山流学習法勉強会2025を行いました」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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