深夜ゲームで遅刻続きの子どもの改善法

ゲーム

先日、こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

高校一年の次男は、毎日深夜四時までゲームをして、週2回欠席しています。

片道10キロあるため毎朝送迎しており、7時45分から起こしても、起きるのは8時50分。

今日はテストでしたが起きず、追試できるからいいと言い、結局0点扱い。学校からは「通院証明がないと追試不可」と連絡がきました。

見守りを続けてきましたが、今日は私が爆発。すると子どもは「キモい」「無理」の連発。どう関わるのが良いのか悩んでいます。

深夜までゲームをして遅刻や欠席を繰り返す子どもを見ると、イライラしますよね。

そこで今回は「深夜ゲームで遅刻続きの子どもの改善法」について解説しましょう。

間違った対応をすると、子どもは余計に反発します。上手にサポートをすれば、社会に出たときも自分で生活を整えられるようになるはずです。

なぜ、「キモイ」「無理」と言うのか?

親子

子どもが「キモイ」「無理」と言う理由は、主に2つあります。1つ目は、愛情バロメータが下がっているからです。

親子関係が悪くなるため、子どもは何をいっても文句しか言わなくなります。2つ目は、言い方が良くなかったケースです。

普段から関係は良いのに、人格を否定するような声かけをしてしまうと、それに反発して言うことがあります。

今回のケースであれば、事実だけ伝えてどうするかを考えさせるのがいいでしょう。

週に2回欠席をする3つの理由

起きられない

週に2回欠席をする理由も、主に3つ考えられます。1つ目は、愛情バロメータの低下です。これが下がると気力がなくなるので、朝起きられなくなります。

2つ目は、生活リズムの乱れです。毎日4時までゲームをしているので、起きられなくて当然でしょう。

今回のケースは、この2つが原因の可能性が高いです。3つ目は、学校に行きたくない理由があるケースです。

勉強についていけていない、友達がいないなどのトラブルがあると、行く気持ちが出てきません。

状況を改善するための3ステップ

ルール

まずは愛情バロメータを上げましょう。そのためには、好きな料理を作ったり話を聞いたりするなど、子どもが喜ぶことをするといいです。

関係が良くなってくると、冷静に話し合いができるようになります。ここで、なぜ学校に行きたくないのかを聞いてみましょう。

ゲームがやりたいだけなら、今のままだと退学になる状況を伝え、どうするかを決めさせることが必要です。

学校をもう一度頑張りたいと言うなら、ゲームの時間をせめて12時までにするなどルールを話し合いましょう。

学校が合っていないなら、転校するのか働くのかを決めさせます。

本日のまとめ

愛情

子どもが「キモイ」「無理」と言う理由は、愛情バロメータの低下と言い方が良くなかったという2つです。

週に2回欠席をする理由は、愛情バロメータの低下、生活リズムの乱れ、学校に行きたくない理由があるという3つでしょう。

状況を改善するには、愛情バロメータを上げ、冷静に話し合い、ルールを決めていくという3ステップが大切です。

明々後日ですが、「学校を辞めたいと言う子どもの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!深夜ゲームで遅刻続きの子どもの改善法

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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