家庭内の雰囲気が悪くなる行動はやめよう

家庭

子どもが荒れてしまう原因の一つに、親が話す言葉や普段の表情などが悪く、家庭の雰囲気が悪くなってしまうと言うものがあります。

いくら愛情を注いでも、こういう状態になってしまうと、子どもは

  • スマホ依存
  • 部屋に引きこもる
  • ずっとイライラしている
  • 激しい反抗期
などになります。

※また反抗期についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。

>>中学生の反抗期対策について

愚痴ばかり言う会社で働きたいか?

会社
仕事に例えて説明します。例えばあなたが普段行っている会社で、上司や同僚が毎日のように、
  • 同僚の悪口
  • 仕事に対する不満や愚痴
  • ネガティブな言葉
などを言っていたら、あなたはどう感じますか?私なら「もうこんな会社辞めたい」って思います。

なぜなら愚痴やネガティブ言葉を聞くと、自分までネガティブになってしまうからです。もしどうしてもやめられないなら、できる限り
  • 個室に引きこもる
  • 外で仕事をする
  • 始業ギリギリに出社する
  • 定時に退社する
という感じにします。

家庭でも状況は全て同じ

引きこもり
これは家庭にも当てはまります。お父さんお母さんが毎日のように、
  • 仕事に対する愚痴を言う
  • 夫婦間で喧嘩をしている
  • 些細なことで子どもを叱る
  • 子どもにイライラをぶつける
と言うことをしていたら、子どもはその家にいたくなくなります。その結果、
  • 部屋に引きこもってゲームをする
会社で言う「個室に引きこもる」と同じ状況です。
  • 家出や夜中に外に遊びに行く
会社で言う「外で仕事をする」と同じ状況です。という行動を取るわけです

言葉ではなく表情や態度も雰囲気を作る

表情
もし上記の言葉を使っていなくても、毎日表情が曇っていたら、家庭の空気は悪くなります。例えばずっと
  • 鬼のような顔
  • イライラした表情
  • 曇った表情
をしていたら、家庭の雰囲気も黒っぽくなるのです。そんな真黒な家庭にいたくないですよね?

だから子どもは、部屋に引きこもったり家を飛び出したりするわけです。どれだけ親が、
  • 子どもの大好きなご飯を作る
  • 子どもの要求を聞く
  • 子どもと一緒に旅行に行く
というような、愛情バロメータが上がる行為をしていても、親が暗い家庭を作っていたら、子どもの問題行動は改善しません。一度こういった状況になっていないかを夫婦で確認するようにしてみてください。

明日ですが、「暗い自分の気持ちを明るくする方法」というお話します。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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