「もうすぐ学年末テストなのに全く勉強していない」
「範囲が広すぎてテスト勉強の仕方がわからない」
と悩んでいませんか?学年末テストの勉強法って、普段の定期テストの勉強とは少し異なります。
なぜなら範囲がかなり広いため、普通に勉強しているようではテストまでに終わらないからです。
ではどういった方法で進めていくと、効率よく点数を取ることができるのか?詳しくまとめました。
目次
いつから勉強を始めるべきか?
学年末テストの範囲はかなり広いです。ではいつから勉強を始めれば、テストまでに間に合うのか?
1日に行う勉強時間や、現時点での実力、目指す点数などによって異なるのですが、普段の定期テストの勉強を始める時期+1週間というのが目安になります。
例えば5教科の合計点で、400点以上を狙う子の場合、普段の定期テストは3週間くらい前から、勉強を始めると思います。
この場合は、4週間前から始めるべきだということです。
中1・中2は2つのポイントを意識するのが重要
具体的にはどのように勉強を進めていったら良いのか?実は1、2年生と3年生によって、勉強方法は異なります。
1,2年生の場合、2つの点に集中すれば、短期間で高得点が取れるようになります。
直近に習った範囲に集中しよう
一つが最近習った範囲です。学年末テストというと、1年間の総復習というイメージがありますが、実はそうではありません。
出題される問題の40~60%くらいは、最近学校で習ったところです。だからその部分に集中して勉強すれば、効率良く点数を上げることができます。
仮に50%しか出題されなかったとしても、その部分で4割取ることができれば、最低でも40点は取ることができます。
残りの5割は、今までに習った範囲なので、多少は覚えていると思います。仮に半分覚えていたとしたら、65点くらいは取れるわけです。
中学1、2年生の子が学年末テストの勉強をする場合、一番大事なのは直近に習った範囲だと覚えておきましょう。
時間があれば1年間の総復習
直近の授業で習った範囲の勉強が終わったら、1年間の総復習もしたほうが良いです。
ここをしっかり復習することで、65点だった点数が75点、85点と上がっていきます。
ただ1年間の総復習というのは、範囲がかなり広いですよね?だからどうやって勉強したらよいのか、わからない子も多いと思います。
1年間の総復習をするうえで、最もおすすめなのが、過去に行った定期テストの復習です。
学期ごとに2回テストがある学校なら、1学期と2学期で4回分の定期テストがあるはずです。
このテストを復習することで、効率良く1,2学期の復習ができると思います。
教科ごとのポイントを紹介!
ここまで説明した学習方法で、勉強をしていけば、効率よく学年末テストの成績を上げることができるかと思います。
それに加え、教科ごとのポイントを押さえて、勉強をしていくと、さらに勉強効率が上がると思います。
簡単にまとめましたので、こちらも参考にしてみてください。
国語
国語の場合、文章問題は最近習った範囲から、出題されることが多いです。
ただ文法や漢字、古文や漢文などは、1年間の総復習から出題されます。この部分に特化して復習をしていくと短時間で1年間の復習ができると思います。
文法や漢字などは、今後高校受験の勉強の際にも役立つのでこの機会に復習しておきましょう!
なお定期テストの国語勉強法についてはこちらのページでも詳しく解説しています。
>>国語の定期対策法のページ
社会
社会は語句を覚えるだけの教科です。それを考えると、正直山を張るのは厳しいです。仮に最近習った範囲から4割出題すると先生が言ったとしたら、
- 3学期に習った範囲⇒4割
- 2学期に習った範囲⇒3割
- 1学期に習った範囲⇒3割
なお定期テストの社会勉強法についてはこちらのページでも詳しく解説しています。
>>社会の定期対策法のページ
数学
数学で1年間の総復習をするときに、一番意識してほしいのは、「基本問題だけを復習する」ということです。
応用問題まですべて復習していたら、絶対に時間が無くなります。公式を思い出すために、基本問題を解いていくという感じが良いです。
わからない問題はどんどん飛ばし、少し復習すればすぐに思い出せる問題だけを、効率よく復習していきましょう!
理科
理科も社会と同じで、語句を復習していく形になります。範囲も1学期、2学期からまんべんなく、出題されると思います。
もし時間が足りなかったら、難しい計算問題は捨てて、すぐに思い出せる語句だけを覚えなおすという勉強が良いと思います。
濃度、湿度、圧力、ニュートンなどの、難しい計算問題は余裕があったら復習するという感じのほうが良いと思います。
英語
英語の場合、文法と英単語だけに集中して、復習をしていくとよいと思います。
特に英単語については、1年間に習ったものを忘れていると、次の学年になってから非常苦労します。
1年間に習う英単語は、300から600語くらいは、あると思うのですが、この機会に復習しておきましょう。
副教科
副教科の場合、おそらく最近習った範囲からの出題が7割くらいを占めると思います。
その部分だけを集中的に勉強して、残りの3割は捨ててしまっても良いと思います。
時間があれば、1学期と2学期の定期テストを解きなおしておくくらいで十分です。
副教科は受験に使わない教科なので、あまり時間をかけすぎないようにしましょう。
中3は高校受験の練習だと考えよう!
中学3年生の場合、学年末テストで勉強すべきことは、最近習った範囲のみです!
なぜなら、3年生の学年末テストというのは、1年生、2年生の範囲も全て出題されることが多いです。
「メッチャ範囲広くて無理!!」と思ってしまうかもしれませんが、結局この範囲って、受験勉強として、1年間通して勉強してきていると思います。
だから改めて復習するのではなく、
- 学年末テストのための勉強⇒最近習った範囲
- 高校受験対策⇒1年間の復習
道山流高校受験対策法の記事が役に立つと思いますので、参考にしてみてください。
道山流学習法をマスターする無料メール講座
学年末テストの勉強方法は、いかがだったでしょうか?範囲はかなり広いのですが、やるべきことって意外とシンプルだと思います。
ここまで説明した学習法を実践して、良い結果を出してくださいね。
最後に学年末テストの勉強を、さらに効率的に進めていくうえで、私が現在無料で配信している、成績UP無料メール講座も参考になるかと思います。
中学生向けには、上手に勉強量を増やす方法、保護者の方向けには、子どものやる気を引き出す方法
などについて、7日間で詳しく解説しています。良かったらこちらも参考にしてみてください。
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
こんにちは、中学2年です。
学年末テストって1学期から出てくるんですよね。僕の学校では1、2学期の範囲は出てきませんでした。範囲表をもらった時、びっくりしました。「言ってる事と違う」なと思いました。こうゆうのってあるんですか?
一応範囲に含めるだけ含めておいて、出さないってことはたまにあります。本当は良くないんですけどね。