スイスの心理学者、
カールユングの考え方に、
性格タイプというものがあります。

 

このタイプを理解して子どもに接すると、
無駄に子どもとぶつかることがなくなります。
ただこの理論を理解している、
保護者や教師は全体の１％以下だと思います。

 

そこで本日は、
大事な部分だけをまとめます。
少しだけ意識して、
子どもと接してみてください。

４つのタイプを意識しよう

外向型と内向型

あなたのお子さんは、
一人で読書をするのが好きですか？
それとも友達と一緒に、
そとで遊ぶのが好きですか？

 

人間には、
外向型と内向型の２タイプあります。
ゲームをする時にも、
外向型の子はみんなで一緒にやります。

 

内向型の子は、
一人でひっそりとやります。

五感型と直感型

あなたのお子さんは、
目の前に見える事実だけを信じますか？
それとも目に見えない事実も信じますか？

 

目の前に見える事実しか、
信じられない子は五感型です。
目に見えない事実も信じられる子は直感型です。

 

直感型の子は、
神様や占いを信じます。
今ない未知のものを創造するので、
五感型の人には理解できない話をします。

思考型と情緒型

あなたのお子さんは、
論理的な思考で決断をしますか？
それとも感情で決断をしますか？

 

例えば高校を決めるときに、
卒業後の進路や自宅からの距離などを
総合的に判断して、
自分にとって最適な進路を決めるなら思考型。

 

何となく楽しそうとか、
友達に誘われたからとか、
そういった感情で決めがちなのが情緒型です。

決断型と柔軟型

あなたのお子さんは何かを決めるとき、
バシバシとすぐに決めていくタイプですか？
それともいろいろな情報を集め、
慎重に決めていくタイプですか？

 

前者は決断型、後者は慎重型です。
決断型の子は定期テスト前に、
計画をきちんと立てて実行します。

 

柔軟型の子は、
どうせ計画を立てても変わるからと言って、
計画を立てることを拒みます。

人間は自分と真逆のタイプにイライラする

親と子どもや妻と夫は、
真逆のタイプになることが多いです。
だから相手の言動を見ていて、
イライラします。

 

決断型の人からすると、
無計画で物事を進めようとする柔軟型に
イライラや不信感を抱きます。

 

しかし柔軟型の人からすると、
決断型の人のペースに合わせると
疲れると感じてしまいます。

 

人間は自然と、
自分の考えが正しいと感じる生き物です。
相手が真逆であればあるほど、
イライラしてしまうのです。

正解は存在しない！タイプが違うだけ

ただここで考えてほしいのは、
決断型と柔軟型のどちらが正しいかは、
決まっていないのです。
状況や環境によって変わるからです。

 

• 思考型と情緒型
• 外向型と内向型

 

なども同じです。
外で友達と遊ぶ行為と、
家で本を読む行為に優劣はないのです。

 

もしあなたが現在、
お子さんを自分と違うタイプという理由で
叱っているのならそれはやめたほうが良いです。

 

そもそもタイプが違うので、
お子さんは永遠に理解できないからです。
もしタイプが異なるなら、
それを受け入れたほうが良いと思います。

本日のまとめ

人間は各分野で
２つのタイプがあります。
それぞれを掛け合わせると１６タイプに
分かれるということです。

 

親子や夫婦では、
異なるケースがほとんどです。
だからぶつかるわけです。

 

相手を理解するためには、
まずはタイプをきちんと把握しましょう。
そして自分と異なるタイプであっても、
批判しないようにしましょう。

 

このちょっとした心遣いが、
良い人間関係を維持する上で大事になります。

 

さすがに子どもには理解できないお話しですが、
旦那さんや奥さんなら理解できる話だと思います。
よかったら家族で共有していただけると良いかと思います。

 

明日ですが、
「部活動顧問のパワハラ問題対処法」
というお話をします。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

 

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