「子どもの中学校に向けての準備の仕方がわからない」
「どのように勉強したらついていけるのか不安」
という悩みを持っていないでしょうか?実は、入学後の勉強がかなり楽になる準備方法があります。
そこで、元中学校教師で現在は年間3000組の親子の勉強をサポートしている道山ケイが、「中学入学に向けての準備の仕方」について解説します。
この手順で対策していけば、お子さんはスムーズに中学校の勉強についていけます!その結果、定期テストでも良い点数を取ることができるはずです。
目次
中学入学前に、最優先で復習しておくべき2教科
中学に入学する前に、小学校の内容を復習しておくとその後の勉強がかなり楽です。
可能であれば今までの勉強を全て復習するのが1番良いのですが、時間の関係上すべての教科を復習するのは難しいと思います。
そのような時は、次の2教科だけ復習しておきましょう。
国語の漢字
1つ目は国語です。国語の中でも特に漢字を勉強してください。
小学校で習った約1000語の漢字を、中学入学前の春休みの期間に一通り復習しておくだけで、中学校入学後の勉強がかなり楽になります。
なぜなら、中学校の教科書に載っている文章には、小学校で習った漢字の読み仮名がついていないからです。
漢字が読めないと、教科書を音読することができません。その都度、いちいち意味を調べていたら時間もかかってしまいます。
ある程度小学校の知識があれば、すらすら読むことができるので、非常に楽になります。
本屋さんに行くと、小学校の漢字がまとまっている問題集があるのでそれを1冊買って一通り復習していきましょう。
算数の基本問題
2つ目は算数です。特に基本問題をしっかり復習しましょう。
なぜなら中学校の数学は、「小学校の算数がある程度理解している」という前提で授業が進められるからです。
小学校の算数を理解していない状態で授業を受けると、ちんぷんかんぷんになってしまいます。そうなる前に、あらかじめ復習をしておきましょう。特に、
- 比例と反比例
- 円の面積
- 立体の体積
- 比とその利用
- 速さと平均
社会と理科は復習しなくてOK!その理由とは?
ここまでの話を読むと、「社会と理科は勉強しなくて良いの?」と思われるかもしれません。実はこの2教科は、復習しなくても良いです。
なぜなら社会と理科というのは、小学校の知識が全くなかったとしてもある程度授業についていけるからです。
授業が小学校の復習から始まるので、覚えていなくてもある程度授業についていくことができます。時間がない時は、この2教科の復習は飛ばしましょう。
もちろん余裕があれば復習してOKです。その場合は書店に行って「小学校の6年間の総復習」ができる問題集を解きましょう。
そうすることで、授業に楽についていけると思います。こういった問題集です。
>>小学校6年間を総復習できる問題集
なお、これはあくまでもオススメの問題集の中の一部です。これをそのまま使うのではなく、実際に見て「使いやすい」と思った問題集を使うようにしましょう。
中学校生活がスタートする前に、勉強環境を整えよう
復習以外にも、小学校から中学校に上がる時にやってほしいのがあります。それは、勉強環境を整えることです。
小学校までの勉強は、テレビを見ながらちょっと通信教育の問題を解くだけで授業についていけます。
しかし中学校に入ると、この勉強量では授業についていけなくなります。そこで、しっかり勉強できる環境を整えておくことがとても大事になります。
既に自分の部屋があるなら、机を置いて勉強できる状態を作りましょう。既に勉強机が置いてあるなら、改めて整理しておきましょう。
自分の部屋がなく、家出勉強出来る環境を作れないなら、自習室がある塾を契約するなどもおすすめです。
これは子どもだけでできるものではないので、お父さんやお母さんと一緒に進めましょう。
意外と重要なのが筆箱の準備!これで成績が上がる
勉強環境と少し似ていますが、筆箱も中学校入学前に準備しておいた方が良いです。
なぜなら小学校の勉強は楽しんでするものですが、中学校の勉強は高校受験に向けてテストの点数を上げるためにやるものだからです。
そこで使いやすい筆記用具を準備しないと、勉強についていけなくなります。では、どういったものを準備すれば良いのでしょうか。
基本は、シャーペン、赤ペン、マーカー、マジック
まず、シンプルなシャープペンシルを2本準備しましょう。小学校の時は、キャラクター物の使いづらいシャーペンを使っている子も多いです。
中学校に進学したら、300円位するしっかりした物を2本ぐらいは用意しておきましょう。
また、授業中に教科書に線を引いたりするのでピンクと黄色のマーカーを2本準備しておきましょう。授業中に丸つけをすることもあるので、赤のボールペンも重要です。
意外と忘れがちなのが、黒のマジックです。入学した瞬間に教科書やノートに名前を書くので、黒の油性マジックも入れておきましょう。
ボロボロになっていたら、新品に変えよう
小学校の時に筆箱がボロボロになっているのであれば、お父さんやお母さんと一緒に文房具屋さんに行って、きれいなものに変えましょう。
そうすることで、心機一転中学校の勉強を進めていくことができるからです。なお、筆箱の作り方1つとっても、やり方はいろいろあります。
「頭の良い子が使っている筆箱」には共通点もあります。次のページに詳しくまとめていますので、良かったら参考にしてみてください。
>>頭の良い子が使っている筆箱についてはこちら
中学入学後の成績を大きく上げる「毎日の勉強の仕方」とは?
今回お伝えした内容を意識して、子どもの中学校の入学準備を進めていけば、中学校で良いスタートが切れると思います。
ただ、いざ入学しても「中学校の勉強についていけるかな」と、不安に思っている人もいるでしょう。良い成績を取るためには、効果的な家庭学習が大事になります。
「小学校ではあまり家庭学習をしていなかった」という場合、中学校では少し意識して家庭学習に取り組まなければいけません。
そこで次のページでは、毎日の勉強の仕方について解説しました。中学校の勉強に不安があっても、この手順で対策していけば、どんどん点数アップさせることが可能です。
>>元教師が解説!毎日の勉強の仕方解説ページ
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最後になりますが、現在私は思春期の子どもとそのお父様お母様に向けて、短期間で爆発的に成績が上がる方法を解説する勉強会を行っています。
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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