先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中学一年です。いつも道山さんのタイムライン等を見ています。

１週間で150単語を覚えないといけません。週末にテストが行われます。正直言って、つらいです。

他の科目の勉強もあるので、時間も限られます。なので、短時間で多くの英単語を覚えたいです。

限られた時間のなかで、僕はどうすれば良いでしょうか？道山さんのアドバイスがほしいです。

英単語に限らず、漢字や英熟語を覚えるにはコツがあります。本日は、覚える速度を３倍にする記憶法をまとめます。

最悪の勉強法はひたすら書くこと

最初に最も効率の悪い勉強法をお伝えします。その方法とは、ひたすら英単語を書くという方法です。

「apple apple apple apple apple apple apple apple apple apple apple apple apple apple apple・・・」

というやつですね。この下に、

「りんご　りんご　りんご　りんご　りんご　りんご　りんご　りんご　りんご　りんご　りんご　・・・」

と書いていたら最悪です。１５分たってようやく１単語覚えられるかどうかという記憶スピードになります。

書くよりもひたすらテストが大事

では正しい勉強方法とは何かというと、書くよりもひたすらテストをするという方法です。

これはどういう方法なのかというと、例えば「apple」という英単語を見て、「りんご」と訳せるようにしたいとします。

この場合、まずは「apple」という英単語を見ます。これでリンゴと言えなかったら、すぐに答えを見ます。そして「ああ、リンゴだったか」と納得します。

そしてもう一度「apple」とい単語を見て、「りんご」と言います。これを繰り返していくのです。

もしあなたが、「strawberry」「kiwi fruit」「cherry」「watermelon」の４単語を覚えたいなら、まず一通りの意味を確認します。

その後「strawberry」という単語を見て、「いちご」と言えるかチェックします。言えなかったらすぐに答えを見ます。

そして次の問題「kiwi fruit」を見て、「キウイ」と言えるかチェックします。「watermelon」までチェックしたら、もう一度「strawberry」からチェックしていきます。

全てチェックできたらＯＫです。これだと１単語１分くらいで覚えることができるので、覚える速度を大幅に短くすることが可能です。

小学校の宿題が間違った学習法を広めている

なぜ多くの子どもたちは、上記の勉強法ではなくひたすら「apple apple apple apple・・・」と書いて覚えようとしてしまうのでしょうか？

実は小学校の宿題が原因なのです。小学校の宿題で、「今日は、漢字１０個を５回ずつノートに書いてきてね」と出題されます。

すると子どもたちはひたすら漢字を書きます。それが覚えることにつながると思ってしまうのです。

宿題なので仕方がないのですが、同じやり方で覚えるのは時間の無駄です。今日から１問ずつテストしていく方法に切り替えましょう。

本日のまとめ

最も効率の悪い勉強は、ひたすら書いて覚える方法です。最も効率の良い勉強法は、１問ずつテストして覚えていく方法です。

慣れてきたら１問ではなく５問ずつテスト、１ページずつテストという感じに増やしていくとさらに効率は上がります。

こういった勉強テクニックは７日間で成績ＵＰ無料講座で詳しく解説しているので、よかったらこちらも参考にしてみてくださいね。

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明日ですが、「中学生向け！体を柔らかくする方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

 

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