子どもが勉強を得意になるか、苦手になるかは、実は家庭環境によって大きく左右されます。
そこで今回は、子どもが勉強を苦手になりやすい家庭の特徴を3つ紹介しましょう。
お伝えする家庭環境にならないようにすれば、子どもが勉強を苦手になりにくくなり、成績が上がる可能性が高くなるでしょう。
一方、一つでも該当していると成績が下がる可能性があるので、注意が必要です。
勉強できる環境がない
思春期の子どもは、主に「家のリビング、自分の部屋、自習室」のうちのどこかで勉強をします。
リビングがいつもうるさくて集中できず、自分の部屋が散らかっていて、近くに自習室がないような家庭だと、勉強ができる場所がありません。
これでは、成績は上がらないでしょう。そこで、親は子どもが勉強しやすい環境を用意することが重要です。
この時、子どもによって勉強しやすい場所は異なるので、本人の希望に合わせた場所を作ることが大切です。
家族の会話が楽しくない(勉強の話ばかり)
子どもにとって家庭は、学校でたまったストレスを解消する場所でもあります。特に、家族との楽しい会話は、ストレス解消に効果的です。
もし家庭での会話が勉強の話ばかりになると、子どもにとって学校のストレスを解消できる場所がなくなってしまいます。
ストレスが常にかかっている状態では、勉強を頑張るエネルギーも湧きません。家庭では、楽しい会話を心掛け、子どもにとってストレスになるような話は極力避けましょう。
具体的には、ゲームの話や趣味の話など、子どもが好きな話を9割、勉強の話などは1割程度に収めるのがベストです。
成績が下がると親がイライラする
子どもの成績が下がった時に、親がイライラするような環境も、子どもが勉強を苦手になりやすいです。
親がイライラしているような状態では、当然子どもは家庭で息抜きができません。
また、成績が下がると怒られるような状態では、子どもは怯えながら勉強することになります。これでは、やる気はでません。
成績が下がってもイライラせず、結果ではなく努力を褒めるようにしましょう。その方が、やる気も出ます。
本日のまとめ
子どもが勉強を苦手になりやすいのは「勉強できる環境がない」「家族の会話が楽しくない」「成績が下がると親がイライラする」ような家庭です。
このような環境にならないように心掛け、子どもがストレスなく勉強に取り組めるようにしましょう。
明日ですが、「親が子供にしてあげられる3つのこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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