先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
息子は部活の練習が厳しく、朝練は7時半からあり、夕方は6時まで部活があります。
その後、塾にも行っているのですが、宿題をする時間がなく嘆いています。
五時に起こして宿題するのと、塾のあと眠さと戦いながらするのでは、どちらが効率的ですか?
あなたのお子さんが、部活がハードなため眠くて勉強ができないという場合、今回の記事を参考にしていただけると嬉しく思います。
というのも、人間は一人一人集中できる時間帯が異なります。お子さんがどの時間帯で集中できるタイプかを見極めることで、効率的に勉強できるようになるからです。
最も集中できる時間帯の見極め方も解説したので、参考にしていただければ幸いです。
2018年のイリノイ大学の実験結果
イリノイ大学では、オンライン動画での授業を行っています。そこで、2018年にこんな実験を行いました。
約1万5000人の学生を対象に、生徒たちが何時に動画にアクセスしているかを調べた実験です。
その結果、子どもたちは3つの時間帯に分かれて授業に参加していることが分かりました。
朝型(~12時)、昼型(12時~17時)、夜型(17時~)の3つです。つまり人間というのは、朝型、昼型、夜型の3つのタイプに分かれるのです。
そこで、お子さんはどのタイプか考えてみましょう。その時間帯に勉強するのが、最も効率が上がります!
子どもがどのタイプかチェック
子どもがどの時間帯にいちばん集中できるかを見極める方法は、いろいろあります。一番簡単な方法は、子どもの眠たいと感じる時間帯を調べることです。
例えば、午前中に眠たいと思っている子は、朝型ではありません。そうなると昼型か夜型になりますが、様子を見ていればどちらなのか見極めることができます。
また、夜になるとすぐに眠くなってしまう子なら、夜型ではなく朝型か昼型です。どちらのほうがより集中できているかを見極めましょう。
昼は学校に行っているので、夜よりか朝よりかを見極めて、勉強を進めることが大事です。
タイプ別で合う時間で勉強
今回の相談者さんのお子さんがどのタイプかはわかりません。もし朝型なら、夜は早く寝て。朝起きて勉強するほうが効率が良いです。
夜型なら、多少眠たくても身体にスイッチを入れて夜に勉強し、朝はギリギリまで寝るのが良いでしょう。
昼型(朝とも夜とも言えない場合)なら、朝と夜バランス良く時間を取って勉強することが大切です。私の見解では、最近は夜型の子が増えている印象です。
夜型であれば、お父様お母様は「あんまり夜遅くまで勉強しちゃだめだよ」と言わずに、夜は勉強して朝しっかり寝かせてあげるほうが、勉強の効率は上がります。
本日のまとめ
人間が集中できる時間帯は、朝型(~12時)、昼型(12時~17時)、夜型(17時~)の3つに分かれます。
自分が集中できる時間帯がどこなのかを見極めることで、効率良く勉強を進めることができます。
子どもが何型かを知るには、その子の眠たい時間帯を調べましょう。午前中に眠たいと思っている子の場合、朝型ではないので昼型か夜型のどちらかになります。
どの時間帯が一番集中できているかを見極めることで、勉強効率はさらにアップするでしょう。
明日ですが、「これからの子どもたちに必要な3つの力」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!勉強は朝or夜どっちにやるべき?
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