先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学受験を考えています。学校選びをする際、子供が行きたい学校が通学片道2時間だとしてもそこに行かせるべきですか?
母親としては通学時間も考え、学校の内容も本人にそこそこ合っていれば第一希望の学校にこだわる必要がないと思っていますが私は間違えていますか?
子どもの行きたい学校があまりに遠かったりすると、親としては心配ですよね。そこで今回は、私立中学を選ぶときのポイントを3つ紹介します。
子どもの気持ちと、親の気持ちが違うこともあるでしょう。そんなときでも、本日お伝えする大事なポイントさえ押さえておけば、進路選択で失敗することはなくなります。
参考にしていただければ幸いです。
失敗しない選び方3つのコツ
受験する中学校を選ぶときに押さえておきたいのは、次の3つです。
1つ目は「子どもの意志」です。子どもの意志を無視して、親が進路を決めてはいけません。自分が進む道は、自分で決めさせることが大切です。
2つ目は「距離」です。あまりに遠い学校は、通うだけで疲れてしまいます。どれだけ遠くても、片道1時間以内の学校を選ばせましょう。
3つ目は「学力のレベル」です。あまりにレベルが高い学校だと、進学後についていけなくなります。
家から遠い場合にすべきこと
行きたい学校が家から遠いときは、登校することを想定して、一度学校に行ってみましょう。
たとえば学校まで片道2時間かかる場合、家を出るのは朝6時ごろです。実際に5時に起きて、6時に家を出発し、学校まで行ってみましょう。
すると、実際に通えそうかがわかります。一度学校まで行ってみて、それでも「行きたい」と言うなら、かなり意志が強いでしょう。
これなら、その学校に進学しても、頑張れると思います。
学力のレベルは要チェック
受験は、合格したときがゴールではありません。毎日通って、授業を理解し、きちんと卒業することが大切です。
もし、死に物狂いで勉強して、ギリギリで合格したらどうなるでしょうか。進学後、授業についていくのが大変で、部活もできないかもしれません。
これでは、楽しくないですよね。学校が家から遠ければ、勉強時間を増やすことも難しいでしょう。
一方、学力面で少し余裕があるのなら、学校まで多少遠くてもなんとかなります。
学校のレベルと、お子さんの学力を照らし合わせて、ベストな学校かどうかを考えさせることが大切です。
本日のまとめ
行きたい学校が家から遠い場合、実際に通学することを想定して、一度行かせてみましょう。それでも通いたいと言うなら、問題ありません。
また、学校のレベルも大切です。勉強を頑張ってギリギリで合格すると、入ってから苦労します。学力に少しは余裕があった方が、進学後は気持ちが楽だと思います。
明日ですが、「旦那と子育ての価値観が合わないときは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!後悔しない!私立中学を選ぶ3つのポイント
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