先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学3年の男の子です。勉強しているのですが点数が伸びません。真面目な性格でコツコツ出来るのですが全く点数に結びつきません。
塾の先生からもやれば必ず点数に出てくると言われていますが1度も良い点数が取れていないので本人もやっても出来なくて自分は頭が悪いから無理だと言っていますが勉強はしています。
やっているだけで本当のスイッチが入っていないのではないかと思います。競争心が無くてマイペースな性格が根本的原因なのでしょうか?親としてどうしたら良いのでしょうか?
もしあなたのお子さんも、頑張って勉強しているにも関わらず思うように成績が上がっていない状態であれば、本日お伝えする3つの理由をチェックしてみてください。
おそらく、3つのうちのどれかが欠けていることが原因です。それさえ分かれば、スムーズに定期テストの成績が上がっていくと思います。
その結果、高校受験の合格率も右肩上がりで上昇していくと思うので、参考にしていただければ幸いです。
理由1 やったふりをしている
子どもが「部屋で勉強している」と言いながら、実際は勉強していないというケースは意外と多いです。その場合、当たり前ですが成績は上がりません。
仕事をイメージしていただくと分かりやすいです。仕事をしているふりをして、デスクのパソコンで実は仕事以外のことをしている人はよくいると思います。
では、なぜやったふりをしてしまうかというと、やる気がないからです。子どもなら、勉強へのやる気がない状態です。
このやる気の部分を改善していくことができれば、やったふりをすることは無くしていくことができます。
理由2 勉強効率が悪い
定期テストの点数を上げるときに、最初にやるべきことは、学校の問題集を繰り返し解くことです。問題集を繰り返し解くことで、語句や問題の解き方が頭に入るからです。
道山流学習法なら、社会の問題集半ページの語句を覚えるのにかかる時間は、10分~15分ほどです。しかし、勉強効率が悪ければ1時間以上かかってしまいます。
勉強の効率が悪いと、いくらやっても成績は上がっていきません。もし今、ワークを半ページやるのに30分以上かかっているなら、勉強効率が悪い可能性があります。
その場合は、今のままのやり方だと良くないので、勉強法をしっかり見直して対策をしていくことが必要です。
理由3 目標と勉強量があっていない
どの教科でもそうですが、定期テストで70点くらいを取ろうと思ったら、問題集を5回くらい繰り返し解く必要があります。
1~2回繰り返しただけで70点が取れるという子もまれにいますが、それはかなり優秀な子です。授業中の理解度が、とてつもない子です。
私も含め、一般的な人間は、ワークを5回以上繰り返さない限り70点を取ることは難しいのです。しかし、ワークを2回解いただけで「なぜ70点取れないか」悩んでいる子がいます。
これは、目標と勉強量が合っていないからです。この場合、目指す目標に達するように勉強量を増やしていくしかありません。
本日のまとめ
勉強しているのに成績が上がっていかない理由は、やったふりをしているか、勉強効率が悪いか、目標に対する勉強量が合っていないかの3つが考えられます。
やったふりについては、勉強へのやる気をアップさせることで改善できます。勉強の効率を上げるには、現在の勉強法を見直していく必要があるでしょう。
勉強量は、目指す目標によって変わりますが、例えばテストで70点を取りたいのであれば、問題集を最低でも5回は解くようにしないといけません。
3つのうち、どれか一つでも欠けていると成績は上がっていかないので、お子さんの状況に合わせて対策していきましょう。
なお、「子どものやる気を引き出す」「効率の良い勉強法を行う」「必要な量まで勉強量を増やす」方法については、7日間で成績UP無料講座で解説しています。
よかったらこちらを参考にして、お子さんの足りない部分を補ってみてください。
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明日ですが、「道山が最近悲しかったこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!成績が上がらない理由
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