先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1男子。中学に入り急変。家族への暴言暴力もあり、警察にも連絡したことがあります。心療内科で弱めの薬と睡眠薬を2週間服用中。
先日、旅行中に些細なことでキレて、スマホを壊されました。旅行中は楽しそうでしたが、新学期行きたくないと言い出しました。
怒りのスイッチが入ると一日中怒っています。これからどう過ごしていけばいいのか悩みます。
お子さんが些細なことでキレて手がつけられないと、親として困ってしまいますよね。
そこで本日は、キレる子の心理状態と対応法について解説します。
原因を理解し、子どもに上手に接することができるようになれば、子育ても楽になるはずです。
まずは発達障害かどうかをチェック
はじめに、発達障害かどうかをチェックしましょう。感情をコントロールできないのは、発達障害の特性のひとつでもあるからです。
そのため、2つくらいの病院で診断を受けるといいでしょう。相談できる人を作ると、親も安心できます。
発達障害ではない場合は、学校でトラブルが起きているか、家庭で過度にストレスを感じている可能性が高いです。
学校での様子を先生に聞いたり、家で子どもが嫌がる言動をしていないかを見直しましょう。
もし発達障害と診断されたら?
発達障害だと診断された場合、ストレスがたまっている原因をチェックしましょう。
ADHD傾向のある子は、落ち着いて授業中座っているのが辛く、それだけでイライラする子もいます。
この場合、通級やフリースクールの活用を検討するなど、より子どもに合う居場所をつくってあげるといいです。
また薬物療法で、カッとなる気持ちを抑えることもできます。ただ、薬に頼り過ぎは禁物です。
支援が必要なほどではない場合
支援が必要なほどではない場合も、子どもがイライラする原因をチェックすることが大切です。
親としては些細なことが、子どもにとっては重要な事であることもあるからです。
そのため、何をしたら子どもがイライラしたかをチェックし、メモとして残しておきましょう。
二度とくり返さないようにすることで、子どもがキレる頻度は減っていくはずです。
本日のまとめ
子どもがすぐキレて手に負えない場合、発達障害である可能性があります。病院で診断してもらい、今後の対応法を相談しましょう。
発達障害の有無に限らず、子どもがイライラする原因をチェックし、原因を取り除くことも大切です。
また、子どもの問題行動について助言を行っている「法務少年支援センター」という機関があります。こちらに相談するのもいいでしょう。
明日ですが、「過保護と過干渉の違いとは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!すぐキレる子の心理と対応法
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