先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
不登校の中学2年の女子がいます。なにかいうと「ウルセー」といわれ、こちらもイライラし、むかついてしまいます。一緒にいたくないと思う私は、ダメ母でしょうか?
子どもに暴言を吐かれると、誰でもイライラしますよね。それが毎日のように続くと、親としてつらいと思います。
そこで子どもが暴言を吐く根本的な理由と、このとき親がすべき対応法をお伝えします。
この対応ができれば、子どもの暴言はなくなり、子育てが楽になるはずです。不登校も改善できるので、参考にしていただければ幸いです。
目次
暴言を吐かれたらイライラするのは普通
はじめにお伝えしたいことは、相談者さんはダメ母なんかではないということです。暴言を吐かれたら、誰だってムカついて当然だからです。
ただし「ウルセー」と言われたときに「は?!誰に向かって言ってんの(怒)」と感情をぶつけても、いい方向にはいきません。
子どもがイライラしているときは、何を言ってもムダだからです。この後説明する方法で、対処してみてください。
子どもが「ウルセー」と言う理由を考えよう
そもそも、子どもが暴言を吐く原因は、2つあります。1つ目は、親子関係が悪いからです。
関係が悪いと、子どもは家にいるだけでストレスがたまります。するとちょっとしたことで、暴言を吐くようになります。
2つ目は、言われたくないことを言っているからです。「勉強しなさい」「学校に行きなさい」「早く起きなさい」など、
子どもが嫌がる言葉をかけ続けていると、子どもは自分を守るために暴言を吐くようになります。
この2つの原因を改善することで、暴言はなくなります。親子関係が良好になれば、不登校解決にもつながるでしょう。
子どもから暴言を吐かれたら?
子どもから暴言を吐かれたら、どうするのが正解なのでしょうか?
たとえば「ウルセー」と言われたら「ごめんごめん」と言い、いったんその場から離れましょう。そして、原因を考えてみましょう。
何か嫌がる言葉を言ってしまっていたのであれば、子どもが落ち着いたタイミングで謝ることが大切です。
その後、落ち着いたタイミングで「さっきはごめんね。これからは注意するね。ただ、ウルセーって言われると悲しいな」と伝えましょう。
親子関係が良好なら「そういう言い方はないでしょ」と厳しく言ってかまいません。ただ、関係が悪い状態だと、火に油を注ぐだけです。
子どもの暴言に耐えられないときは?
あまりに暴言が酷く、精神的に参ってしまった場合は、一旦子どもと離れるという選択肢もアリでしょう。
お互いに距離をとることで、子どもは親のありがたみがわかり、親も冷静になれるからです。
全寮制フリースクールなども検討してみましょう(個別で連絡をいただければ、2022年4月時点でおすすめできるところも紹介します)。
明日ですが、「愛情不足が9割治る親の習慣TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもの暴言にイライラする時は?
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。