お子さんって「うざい」という言葉、使いますか?面と向かって言われると、親としては悲しくなりますよね。
ただ、暴言の原因が親にあることもあります。本日紹介する山田さん(仮名)のお子さんも、「うざい」が口癖で親を避けていました。
しかしわずか1ヶ月間で、ハグをして「愛している」と言ってくれるまで親子関係が改善しました。そこで本日は、山田さんがどのように子育てを変えたのか、解説します。
同じように意識していただければ、親子関係が良好になったり、勉強を頑張れるようになったりするはずです。子育てのストレスも軽減されると思います。
目次
もともとは「うざい、こっち来ないで」と言われる状態
小学5年生の山田さんのお子さんは、イライラしやすく、親が近付くと「うざい」「こっちこないで」と言ってくる状態でした。
そこで、この状態を改善するために2021年11月「思春期の子育てプログラム」に参加されました。
この中でお伝えしていることの中から、6つのことを意識してくださった結果、1ヶ月も経たないうちに「うざい」という言葉がなくなったそうです。
また寝るときにハグをすると、お子さんから「愛してるよ」と言ってくれるようになり、目に見えて親子関係が良好になりました。
さらに、学校での話をしてくれたり、苦手な音読も頑張ってくれるようになったそうです。
山田さんが行った6つの子育て法
山田さんは、どんなことをされたのでしょうか。意識された子育て法は、6つあります。
1つ目は「過干渉をなくす」ことです。必要以上に子どもに干渉するのをやめました。
2つ目は「いい所を見つけて伝える」ことです。意識していい所を見つけて、きちんとほめました。
3つ目は「しくじりメモをとる」ことです。親も人間なので失敗をします。ただし、同じ失敗はしないよう心掛けました。
4つ目は「大好きなゲームを一緒にする」ことです。共通の話題を増やす努力をしました。
5つ目は、「勉強を手伝う」ことです。子どもが求めている場合、時間を使って向き合うことで子どもは喜びます。
6つ目は、「寝るときに『愛している』とハグで伝える」ことです。※山田さんの場合は効果的でしたが、年齢によっては逆効果になることもあります。
この6つを行ったところ、わずか1ヶ月で暴言がなくなったのです。
最も大切なことは「過干渉をやめた」こと
上記6つの中で、いちばん大切なことって、なんだと思いますか?私の経験上、「過干渉をやめた」ことです。
イライラしたり「うざい」と言ったりする子は、親が過干渉であることが多いからです。
もし子どもに何かをしたときに、嫌な顔をされたら、過干渉になっているかもしれません。この場合、同じことをしないようにしましょう。
1日1つだけでいいので、子どもが嫌がることを減らしていくことが大切です。
その上で子どもの求めることを行うことで、短期間で愛情バロメータが上がります。暴言も減ってくるはずです。
本日のまとめ
子どもから「うざい」と言われる、いつもイライラしている、こういった場合、親の過干渉が原因であることが多いです。
ここを改善し、子どもの望むことを行うことで、親子関係は短期間で改善することができます。
明日ですが、「発達障害の子どもの育て方とチェック法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもから「うざい」と言われなくなった成果報告
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