冬休みに入って、お子さんは勉強を頑張っていますか?2学期で成績が落ちてしまった場合、なんとかこの休み中に取り戻したいですよね。
そこで今回は「効果的な冬休みの勉強法」をお伝えしましょう。
これから約2週間どんな勉強をするかで、3学期(後期)以降の成績は大きく変わります。冬休みを有効活用し、好スタートを切りましょう。
中学生がやるべき冬休みの勉強とは?
まず、1,2年生と3年生では、冬休みにやるべき勉強法が異なります。
1,2年生の場合、最優先すべきことは「学校の宿題」です。余裕があれば、苦手分野の復習と冬休み明けのテスト勉強を行うようにしましょう。
具体的には、宿題や直近に習った部分を2~3回繰り返すことが3学期以降のテスト対策になります。
3年生の場合、宿題が終わればひたすら受験勉強です。
過去問を解く、受験対策ワークを繰り返す、英単語や漢字をコツコツ暗記することに加え、応用力を上げるためにレベルの高い問題を解いていきましょう。
まずは計画と目標を立てよう
冬休み中の勉強は、勉強方法よりも「計画と目標を立てること」が大切です。これをするかどうかで、わずか2週間であっても結果は変わります。
目標とは「○日までに宿題を終わらせる」「○日までにワークをここまで進める」などの簡単なもので大丈夫です。
そこから逆算して、計画を立てていきましょう。まずはやることをまとめ(例:英語〇ページ、数学〇ページなど)、その後1日単位にわけていきましょう。
お正月はどうしてもでダラダラするため、12月中が勝負です。まずはここまでにできる計画を立てることが、ポイントです。
どんどん進む子とダラダラする子の違い
立てた計画をどんどん進められる子とダラダラする子では、3つの違いがあります。1つ目は「始める時間」です。
子どもの性格にもよりますが、やりたくない勉強を後回しにすると進みません。朝起きたらすぐに始めるのがいいでしょう。
2つ目は「行う場所」です。自宅だとダラダラしてしまう場合、図書館や塾の自習室に行きましょう。周りも勉強している為、自然とやる気が出るはずです。
3つ目は「自分ごほうび」です。勉強を頑張った後のちょっとしたごほうびがあると、勉強のモチベーションになります。
朝早く起きて図書館へ行き、友達と一緒に休憩をする(これがごほうび)。その後、また勉強を頑張る」というリズムで行うのがおすすめです。
本日のまとめ
冬休みの勉強では「計画と目標」を立てることが重要です。まずは宿題やワークがどのぐらいあって、1日どのぐらい進めるか計画を立てましょう。
12月中に集中して取り組み、お正月は計画に余裕を持たせるのがポイントです。
また、「朝早く開始」「集中できる場所選び」「自分ごほうび設定」が効率を上げるコツになります。
明日ですが、「整理整頓ができない子どもへの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。