先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3の息子は、中学入学から休みがちです。勉強は全くしません。
本人は高校に行きたいそうですが、テストは200点以下です。行きたい高校なんかに行けるはずがありません。
何度も声掛けをしていますが、逆ギレします。息子の今後にどんなアドバイスをしてあげればいいのでしょうか?
お子さんが受験前でも全く勉強しないと、親として不安ですよね。できれば勉強をしっかりして、志望校に合格してほしいでしょう。
そこで本日は、勉強しなくても受験に合格できるのか、また勉強させるために親ができるサポート方法を解説していきます。
ここを理解して実践しておけば、受験を成功させることができます。将来の夢を叶えるための、大きな一歩となるでしょう。
勉強しないでも高校には行ける
結論からお伝えすると、勉強しなくても高校に行けます。オール1だとしても、合格できる高校はあるからです。ただし、選べる学校が限られてきます。
そこで、子どもが勉強していないときは、「勉強したくないならしなくてもいい。ただ、行きたい高校は限られる。勉強すれば、高校の選択肢は増えるよ」
とだけ伝えておきましょう。その後どうするかは、子どもに任せればいいです。選択肢を増やしたいなら、勉強を頑張ればいい。
勉強したくないなら、少ない選択肢から選べばいいだけだからです。そこは子どもに、決めさせましょう。
勉強を頑張り志望校に合格させる方法
とはいえ、どうせなら勉強を頑張ってほしいですよね。その場合、次の3ステップを行いましょう。
はじめに、愛情バロメータを上げます。親の愛情が的確に届くことで、子どもはエネルギーが沸いてくるからです。
その結果、勉強や学校を頑張れるようになるでしょう。次に、アクティブ進路を見つけます。
心の底から行きたいと思える学校を見つけることができれば、やる気が出るからです。
最後に、脇役サポートをします。受験の主役は子どもです。親は必要以上に口出ししないようにしましょう。
ただ、子どもから頼まれたことは、できる限り手伝うことが大切です。
まずは良好な親子関係を作ろう
良好な親子関係をつくるためにやるべきことは、簡単です。子どもが好きな話だけをしましょう。
正直子どもは、勉強や高校の話はしたくないと思っています。こういったことを言えば言うほど、どんどん関係は悪くなるでしょう。
そこで、子どもが好きなゲーム、テレビ、Youtubeなどの話をしましょう。
こういった話ができるようになると、少しずつ勉強や進路の話ができるようになるからです。
子どもの好きな話⇒受験の話 という順番で進めることが大切です。
本日のまとめ
勉強しなくても、高校受験に合格することはできます。ただし、選べる学校が少なくなります。
勉強を頑張らせるためには、愛情バロメータをあげること、アクティブ進路を決めること、脇役サポートをすること、
この3ステップが必要です。中学3年生なのに勉強を頑張らない場合、何が欠けているかをチェックしましょう。
明後日ですが、「勉強嫌いな子を上手に勉強させる方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!勉強しないで高校受験は受かるのか?
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